マーケティング・クリエイティブの求人・転職エージェントならマスメディアン

求人検索
  1. マーケティング・クリエイティブ 求人・転職エージェント
  2. 転職ノウハウ
  3. Webプロデューサーの職務経歴書の書き方|項目別のポイントと例文

Webプロデューサーの職務経歴書の書き方|項目別のポイントと例文

Webプロデューサーの職務経歴書を作成する際、これまで担当した案件や実績をどのようにまとめればよいか迷っていませんか。Webプロデューサーの採用では、企画から運用までの担当範囲や予算・制作体制の管理経験、事業成果への貢献などが評価の材料になります。そのため、携わったプロジェクトの規模や自身の役割を整理し、実績を具体的に伝えることが大切です。

本記事では、職務要約・職務経歴・自己PRの書き方を例文付きで紹介します。成果を数値で示す方法や、これまでの経験を活かしたアピールポイントも解説します。

この記事のポイント

  • 採用担当者の確認点:担当したサイトの種類と規模、企画から運用までの担当範囲、予算・体制の管理経験、事業成果への貢献を見る
  • 職務経歴の書き方:プロジェクトごとに目的・期間・予算・チームの人数・担当業務・成果の順で整理する
  • 実績の示し方:施策の目的に合ったKPIと実施前後の数値を使い、課題・施策・成果を一連の流れで示す
  • 経験別のアピール:Web制作会社・事業会社・広告会社やWebディレクターでの経験を、企画・予算・体制を管理する力として示す

1. Webプロデューサーの職務経歴書で採用担当者が確認するポイント

Webプロデューサーの採用では、携わった案件の内容や担当範囲、マネジメント経験、事業への貢献が確認されます。ここでは、採用担当者が職務経歴書から把握する4つのポイントを解説します。
 

1-1. 担当したWebサイト・サービスの種類と規模

企業サイト・ECサイト・会員向けサービスでは、目的や利用者、収益の仕組みが異なります。採用担当者は、応募者が携わったサイトやサービスの種類から、これまでに接してきた事業課題や顧客層を把握します。立ち上げか既存サービスの改善かも確認されます。

案件の規模については、月間利用者数、ページ数、開発期間、関係者の人数などが確認されます。例えば、多数の利用者を抱えるサービスでは、安定した運用や関係部門との調整が求められます。一方、立ち上げ段階の案件では、限られた体制で企画を形にする業務が中心になることがあります。
 

1-2. 企画から公開・運用までの担当範囲

Webサービスの立ち上げには、市場や顧客の調査、企画の立案、要件整理、制作進行、公開後の効果検証など、複数の工程があります。採用担当者が各工程への関わり方を確認するのは、応募者がどの段階で意思決定し、誰と連携していたかを把握するためです。

例えば、企画方針や成果指標の設定を担った経験からは、事業目標を施策に落とし込む役割が読み取れます。公開後の分析や改善提案を継続して担当した経験は、施策の成果を追ってきたことを示します。外部の制作会社へ発注した案件と社内で制作した案件でも、調整の相手や責任の範囲は異なります。
 

1-3. 予算・体制をマネジメントした経験

制作費や運用費を扱った経験は、事業上の制約を踏まえて企画を推進できるかを判断する材料です。採用担当者は、予算規模や見積もりの作成、費用配分、進捗に応じた調整など、応募者が管理していた内容を確認します。予算に関する最終決裁の権限も、担ってきた責任を知る手掛かりになります。

体制面では、社内のデザイナーやエンジニア、外部パートナーを含む関係者の人数と役割が注目されます。複数部門の要望を整理した経験や、制作上の問題に応じて人員配置を見直した経験からは、案件を進めるうえで求められた調整力が読み取れます。
 

1-4. 事業の成果につながった実績

Web施策の評価指標は、売り上げ・問い合わせ件数・会員登録数・継続利用率など、事業の目的に応じて変わります。採用担当者は、担当案件でどの指標を目標に設定し、実施前後や前年同期との比較でどの程度成果につなげたかを確認します。

例えば、購入率の改善は販売機会を広げる施策と関係し、継続利用率の向上はサービスの利用定着に関係します。さらに、企画の立案、施策の優先順位付け、効果検証のうち応募者が担った役割も確認されます。事業の結果と本人の関与を照らし合わせることで、経験してきた意思決定の内容が見えてきます。

2. Webプロデューサーの職務経歴書の書き方と例文

Webプロデューサーの職務経歴書では、担当した案件の規模や役割、実績を具体的に示すことが重要です。ここでは、職務要約・職務経歴・活かせる経験やスキル・自己PRの書き方を、具体的な記載例とともに解説します。
 

2-1. 職務要約|経験領域と代表的な実績を簡潔にまとめる

職務要約には、経験年数、携わったWebサイトの種類、担当業務、代表的な成果を記載します。採用担当者が経歴を短時間で把握できるよう、応募先の業務に関連する経験を優先し、成果は数値とともに示しましょう。

詳しい取り組みは職務経歴で説明するため、ここでは経歴の全体像が伝わる文章にまとめます。目安は3~5行程度ですが、経験内容に応じて調整してください。

Web制作会社でWebプロデューサーとして5年間勤務。企業サイトやECサイトの新規構築・改善を担当し、企画提案から予算管理、制作体制の編成、公開後の効果検証まで経験しました。年間約8件の案件を推進し、食品ECサイトの改修では、公開後6カ月の月間売上高が改修前の同期間比で15%増加しました。

 

2-2. 職務経歴|プロジェクトごとに予算・体制・役割を整理する

職務経歴は、所属企業や在籍期間を示したうえで、主要なプロジェクトごとに整理します。案件の目的、期間、予算、チームの人数、自分が担当した業務、成果の順に記載すると、実際に任されていた仕事が伝わります。複数人で進めた案件では、自分が判断・調整した範囲を明確にしましょう。特に、予算や進行に関する管理責任を示すことが重要です。

株式会社〇〇(2021年4月~現在)

案件:食品ECサイトのリニューアル
期間:2024年4月~10月
予算:800万円
体制:社内5人、外部制作会社3人
担当:企画方針の策定、予算配分、制作会社との調整、進行管理、公開後の分析
成果:予定日に公開。公開後3カ月の購入率が改修前の2.1%から2.5%に改善。

 

2-3. 活かせる経験・スキル|対応できる業務範囲を示す

活かせる経験・スキルには、応募先で担当できる業務を分野別に記載します。企画・予算管理・制作進行・効果検証などの経験を整理し、使用ツールは業務での使い方まで示しましょう。経験年数や案件規模を添えると、どの程度の業務を任せられるかが伝わりやすくなります。応募先の募集要項を確認し、求められるスキルに関連する経験を優先してください。

企画・提案:顧客へのヒアリング、企画書作成、目標指標の設定(5年)
予算・体制管理:年間約3,000万円の予算管理、最大8人の制作体制の編成
分析・改善:GA4を使ったアクセス分析、ECサイトの購入率改善
使用ツール:Figma(画面構成の確認)、Backlog(進行管理)、Googleスプレッドシート(予算管理)


社内外の担当者と連携し、企画から運用改善まで対応してきました。

 

2-4. 自己PR|強みを実績と応募先企業での貢献につなげる

自己PRでは、応募先の仕事に活かせる強みを挙げ、それを発揮した具体的な案件と成果を説明します。例えば調整力を伝える場合は、関係者の意見が分かれた場面で何を判断し、どう進めたかを書くと説得力が増します。最後に、経験を応募先のどのような業務で活かしたいかを示しましょう。強みの根拠となる行動を具体的に記載することが大切です。

私の強みは、複数部門の要望を整理して企画を進める調整力です。
会員サイトの改修では、営業部門と開発部門の意見を集約し、利用者への影響と予算を踏まえて改修項目の優先順位を決定しました。予定どおり公開し、登録手順を5画面から3画面に短縮しました。貴社でも関係部門と連携し、事業目標に沿ったWeb施策の企画と推進に貢献したいと考えています。

3. Webプロデューサーの実績を職務経歴書で具体的に示す方法

Webプロデューサーの実績は、成果の数値に加え、担当した施策や改善までの過程を示すと伝わりやすくなります。ここでは、職務経歴書で実績を具体的に伝える4つの方法を解説します。
 

3-1. 施策の目的に合ったKPIを選んで数値で示す

実績を数値で示す際は、担当した施策の目的に合うKPI(成果を測る指標)を選びましょう。ECサイトなら購入率や売上高、問い合わせ獲得が目的なら問い合わせ件数などが該当します。目的と指標の関係がわかると、何を達成しようとした施策なのかが伝わります。
 
改善前 サイトの成果を改善した
改善後 問い合わせ獲得を目的に入力フォームを見直し、月間問い合わせ件数を80件から110件に増やした

アクセス数や売上高など複数の数値がある場合も、担当施策と関連の深い指標を中心に記載します。数値の対象期間や集計条件も添えると、採用担当者が成果の大きさを判断しやすくなります。
 

3-2. 実施前後や前年比で成果の変化を示す

改善の成果は、実施前後の数値や前年同期の数値を並べて示すと、変化の程度が伝わります。売上高や利用者数には季節による変動もあるため、比較する期間を明確にしましょう。割合の変化は「何%増加」と示し、必要に応じて元の数値も記載します。
 
改善前 ECサイトの売り上げを伸ばした
改善後 商品ページ改修後3カ月の売上高が前年同期の900万円から1,080万円に増加(20%増)

比較する数値は、同じ範囲・条件で集計したものを使用します。ほかの施策や市場環境も結果に影響する場合があるため、自分が担当した取り組みとサイト全体の成果を区別して書くと、実績を正確に伝えられます。
 

3-3. 課題・施策・成果を一連の流れで示す

成果の数値に加え、課題をどう捉え、何を実施したかを一連の流れで記載しましょう。Webプロデューサーは企画の判断や関係者との調整も担うため、施策を選んだ理由と自身の役割を示すことで、仕事の進め方が伝わります。
 
改善前 会員登録率の改善に貢献した
改善後 登録途中の離脱が多い課題に対し、入力項目の削減を企画・調整。登録完了率が45%から58%に改善した

職務経歴書では「課題→担当した施策→結果」の順に書くと整理しやすくなります。例えば改善案の優先順位を決めた、開発部門と実施時期を調整したなど、本人が実際に担った行動と、判断に至った理由も具体的に加えましょう。
 

3-4. 数値で表しにくい成果は体制づくりや業務改善による変化で示す

売上高などの数値に直結しにくい仕事も、業務の進め方やチームの状態に生じた変化で示せます。例えば、制作工程の整理、役割分担の明確化、確認手順の統一などです。改善した対象と自身が実施した内容をセットで記載しましょう。
 
改善前 制作チームの連携を強化した
改善後 案件ごとに異なっていた確認手順を統一し、担当者と承認期限を一覧化。進捗確認の手戻りを減らした

作業時間や修正回数を記録している場合は、改善前後の数値も添えます。数値が残っていない場合は、導入した仕組みや運用方法の変化を具体的に説明し、改善後にどのような作業が円滑になったかも示して、成果の範囲を正確に伝えましょう。

4. 【経験別】Webプロデューサーの職務経歴書のアピールポイント

Webプロデューサーへの応募では、これまで働いた環境によってアピールできる経験が異なります。ここでは、Web制作会社・事業会社・広告会社での経験と、Webディレクターから転向する場合の強みを解説します。
 

4-1. Web制作会社で複数の受託案件を担当してきた場合

複数の受託案件を担当してきた人は、顧客ごとの目的や予算に合わせて企画を組み立て、関係者をまとめた経験が強みになります。業界やサイトの種類が異なる案件を経験していれば、課題に応じた提案や制作体制の調整に対応できる点も評価につながります。

職務経歴書では、顧客の要望をどのように事業上の目標へ整理し、予算や納期を踏まえて提案をまとめたかを伝えましょう。複数案件を同時に進めた経験や、追加要望に対して優先順位を調整した経験も、Webプロデューサーに求められる案件全体の管理力を示せます。
 

4-2. 事業会社で自社サービスの企画・運営を担当してきた場合

自社サービスの企画・運営経験がある人は、公開後の利用状況や売り上げを継続的に確認し、改善を重ねてきた点が強みになります。収益構造や顧客の行動への理解は、事業目標からWeb施策を考えるWebプロデューサーの仕事に直結します。

特に伝えたいのは、事業部門や開発部門と協力し、改善の優先順位を決めた経験です。利用者の声や分析結果から課題を見つけ、予算や開発工数を考慮して施策を選んだ過程を説明しましょう。運営で培った判断力が、企画から成果検証までを担う力として伝わります。
 

4-3. 広告会社でデジタル施策の企画・提案を担当してきた場合

広告会社でデジタル施策を企画・提案してきた人は、顧客の集客課題を整理し、目的に合う施策を組み合わせた経験を活かせます。広告の成果を分析してきた場合は、目標から逆算して企画を考える力がWebプロデューサーの業務でも役立ちます。

職務経歴書では、広告施策とWebサイト改善を連携させた経験や、営業・制作・運用担当者を調整した実績に注目しましょう。提案時に予算配分や成果指標を検討した経緯を示すと、制作の進行管理に加え、事業成果を意識した企画を推進できることが伝わります。
 

4-4. WebディレクターからWebプロデューサーに転向する場合

Webディレクターから転向する場合は、制作進行や品質管理の経験を土台に、企画や予算に関わった実績を示すことが重要です。制作工程を理解している人は、企画の実現に必要な工数や担当者の役割を把握しやすく、実行可能な計画を立てる際に強みを発揮できます。

例えば、顧客への改善提案、見積もりの作成、制作方針の決定などに携わった経験を取り上げましょう。提案の目的や自分が判断した内容まで説明すると、制作現場をまとめる経験から、案件全体の方針や予算を管理する役割へ対応できることが伝わります。

まとめ

Webプロデューサーの職務経歴書では、担当したWebサイトの種類や規模、企画から運用までの役割、予算・体制の管理経験、事業成果への貢献を具体的に示すことが重要です。職務要約では経験の全体像を簡潔にまとめ、職務経歴ではプロジェクトごとの担当業務と成果を整理しましょう。実績はKPIや改善前後の数値を使い、課題に対してどのような施策を進めたかまで説明すると説得力が増します。

Web制作会社や事業会社、広告会社など、これまでの経験で培った強みを振り返り、応募先の業務にどう活かせるかを明確にすることが大切です。マーケティング・クリエイティブ職種での転職を検討している方は、業界に特化した転職支援サービス「マスメディアン」にぜひご相談ください。

執筆・編集

マスメディアン編集部
マーケティング・クリエイティブ領域に特化した転職支援サービス「マスメディアン」の編集チームです。業界・職種に精通したキャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーへの取材、企業の採用情報、公的機関や各種調査データなど、信頼できる情報をもとに記事を制作・監修しています。求職者が正しい情報をもとに納得のいくキャリア選択ができるよう、正確性・客観性・実用性を重視したコンテンツをお届けします。(厚生労働大臣許可番号:人材紹介 13-ユ-040475)

関連する特集記事

新着記事

TOP