未経験から
広告業界への転職
私たちの生活には、広告があふれています。
個性的で目を引く広告を見て、
どのようにこの広告がつくられたのか?
自分も携わってみたい!
と興味を持つ方もいるでしょう。
そこで未経験だから無理かなと、
諦める必要はありません。
未経験でも広告業界で仕事はできます。
その場合に必要なスキルは何か?
求人はあるのか?
そのような疑問に答えられるような情報を
お伝えします。
狙い目は営業職・デジタル広告運用担当!
広告業界への転職は未経験でも可能ですが、コピーライターやデザイナーなどのクリエイティブ職やマーケティング能力が問われるプランニング職は、即戦力が求められており、経験者が優遇されます。未経験ではなかなか採用されにくいのが現状です。さらに大手企業となると未経験の求人は多くはありません。広告業界で未経験でも特にチャンスがあるのは営業職とデジタル広告運用担当です。
- 営業職とは
- クライアントのニーズを把握し、適切な提案をすることが営業職の仕事。コミュニケーションスキルは必要ですが、未経験でも業界のことや広告に関するノウハウを勉強することで業務を進めていけます。また、営業アシスタントであればより転職しやすいでしょう。最初に営業アシスタントとして就職し、経験を積むことで営業職を目指すという方法もあります。
- デジタル広告運用担当とは
- 2021年にはWeb広告費がマスコミ4媒体の広告費を上回り、Web広告運用市場は今後も大きな伸びが期待されています。そのWeb広告の企画や設計、入稿、集計・レポーティングなど、管理・運用全般を担うのがデジタル広告運用担当です。ニーズが急激に高まっているにも関わらず、経験者の数が少ないため、スクールなどで専門知識を身に付け、広告業界未経験から転職を成功した事例があります。
広告業界で活躍するために大切なこと
広告業界未経験から活躍するには、次のような知識やスキルなどが必要です。
- 広告についての知識
- どんな広告媒体があるのかなど、広告に関する最低限の基礎知識は備えておきましょう。
- 広告への好奇心
- 広告が好き、興味があるという好奇心は、自ら知識を身につけようと勉強する姿勢につながります。また、広告媒体や生活者ニーズの移り変わるサイクルは早いです。クライアントや生活者に響く広告を提案するためには、常にアンテナを広げ、最新の広告手法や注目のメディアなどにも敏感でいることが大切です。
営業として活躍するために必要なこと
- 法人営業経験や新規開拓経験
- 営業職時代に培った自社を売り込む経験は、広告業界でも活かせます。新規開拓などを通して得られる、未知のクライアントを発掘するバイタリティーや度胸なども営業職としては重要です。
デジタル広告運用担当として活躍するために必要なこと
- 運用型広告への興味・関心、勉強する意欲
- 広告運用の基礎的な知識・スキルはもちろん、日進月歩で発展する技術や手法、次々に登場する媒体やツールの情報にキャッチアップしていく必要があります。そうした情報収集を楽しめる人は、長く活躍できるでしょう。
重要!広告業界の志望動機に盛り込むべき3トピック
広告業界では、何を重視した面接が行われているのでしょうか。面接官の方がよく質問する志望動機をまとめました。
- 1. なぜ広告業界に興味を持ったか
- 広告に対する好奇心や想いは、重要な選考ポイントです。広告に興味を持ったきっかけや、広告業界で何をしたいのかなど、自分のやりたいことが広告業界でないとできない理由について具体的に話しましょう。
- 2. 数ある会社のなかでなぜ選んだのか
- 広告会社にはさまざまな特徴があり、会社によって力を入れていることもそれぞれ異なります。そのなかでなぜこの企業を選んだのか、理由をしっかり伝えることが大切。会社が力を入れていることや特徴などにも触れながら、自分のやりたい仕事や会社への想いを伝えましょう。
- 3. 入社後にやりたいこと
- 入社したらどのようなことをやりたいのか? どのようなことに興味があるのか? といった点に触れながら、ここでなければそれができないという熱意を示すことが大切。また、前職のスキルで活かせるものがあれば、それをうまくアピールするのも有効です。
未経験からの
転職成功事例
未経験から広告会社に転職した、マスメディアンの成功事例をご紹介します。参考にしてみてください。
- 留学経験を活かした自己PRで大手広告会社へ転職20代後半 女性
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- 前職:求人広告会社 営業・制作ディレクター
- 総合広告会社 営業
自社媒体の広告営業、編集業務を行う中で、更に深く広告に携わり、スキルを伸ばしたいとの思いが強くなり、転職活動を開始。広告営業の経験が仕事内容にマッチしていたこと、スキルアップを望む高い向上心、クライアント対応に必要な穏やかな人柄が面接の場で評価された。また、内定企業が外資系クライアントを担当するため英語力のある人材を募集しており、過去の留学経験から日常会話レベルの英語力を持っていたこと、海外への抵抗がないこともプラス評価になった要因です。
- 広告業界未経験ながらも前職経験が高評価!20代後半 男性
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- 前職:一般企業 営業
- 総合広告会社 営業
かねてから興味のあった広告業界へ就職するため、業界未経験ながら転職活動を開始しました。関西からの転職活動でしたがレスポンスも早く、円滑に選考が進みました。前職での営業経験から身についた謙虚さや2年連続でのトップセールスの実績などが評価され、年収100万円UPで大手広告会社の企画営業職の内定を獲得されました。ゆくゆくはストラテジープランナーとしてのキャリアも希望しており、現在は業務に邁進しています。
- 自分の武器をフル活用して憧れの広告業界へ20代後半 女性
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- 前職:一般企業 法人営業
- 外資系広告会社 営業
もともと広告業界への興味を持っていましたが、留学のためタイミングが合わず新卒時は不動産業界へ就職しました。その後、広告業界へ再チャレンジするため、転職を決意。留学経験などで培った語学力を活かし、外資系広告企業や外資系PR会社を中心に転職活動を行いました。内定先の企業からは、明るく素直な性格とバイタリティ溢れた人柄、前職の企画立案や法人営業などの経験が評価され、内定獲得となりました。
- 先のキャリアも視野に入れて、未経験から広告業界へ20代後半 女性
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- 前職:一般企業 営業
- グラフィック制作会社 プロデューサー
個人でひたすら数字を追いかける仕事ではなく、チームやプロジェクトで企画・制作していく仕事に携わりたいという思いから転職を決意。業界未経験であったため、まず営業職やプランナーとして広告業界に入り、業務を通して業界のことやクリエイティブについて学びながら、最終的にはコピーライターなどのクリエイターへなることを見据えて、転職活動を行いました。前職での豊富な法人営業の経験やそこで得たコミュニケーションの能力の高さが評価され、内定を獲得に至りました。
- 未経験からデジタル広告運用担当へ。熱意と学ぶ姿勢が高評価20代後半 男性
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- 前職:データセンター オペレーター
- インターネット広告会社 広告運用担当
有形商材の法人営業、データセンターのオペレーターというキャリアで、業務で広告に関わったことはありませんでした。Web広告に興味を持ったきっかけは、副業としてオリジナル商品をECモールで販売していたから。商品のプロモーションのために触れたWeb広告に強く興味を持ち、Webマーケティングのスクールに通ううちに、Web広告を仕事にしたいと思うように。転職活動においては、書類選考の段階から、自ら広告運用にチャレンジしたり、スクールに通ったりという前向きな学ぶ姿勢が高く評価され、見事に内定を獲得されました。
初めての
転職
応募書類のつくり方から
面接対策の仕方まで、
転職活動を始めるにあたり
知っておくべき基本情報を
お伝えします。