職務経歴書の
つくり方
採用担当者がチェックするポイント
多忙な採用担当者が書類に目を通す時間は1分半~2分半ほどと言われています。短い時間のなかで、採用担当者が特に注目するポイントは次の4つです。
- 経験(これまでやってきたこと)
- 実績(達成率・受賞歴など)
- スキル・知識・能力
- 入社後、会社に対してどのように貢献できるか
基本ルール
フォーマット・サイズ
- 企業から指定がない限り、手書きではなくPCで作成しましょう。
- 形式は自由ですが、職歴や経験に応じて自分を最大限にアピールできるフォーマットを選択しましょう。定量的な記載をする、受賞歴を記載するといった客観的な書き方を勧めます。
- A4用紙1~2枚、最大でも4枚までにまとめるようにしましょう。
書き方
- フォントは大きめにするなど見やすいレイアウトを心がけましょう。
- 専門用語はできるだけ避け、相手に配慮した言葉を選びましょう。
職種別
アピールポイント
- デザイナー
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- クライアント(業種や規模のみでも可)
- 媒体の種類と割合(テレビ/ラジオ/雑誌/新聞/SP/Webなど)
- 仕事の流れと割合(代理店経由/直クライアントなど)
- チーム構成と担当ポジション
- 撮影手配・ディレクションの経験
- 使用できるソフト(Illustrator、Photoshopなど)
※職務経歴書をデザインすることもおすすめ。企業は職務経歴書を含む応募書類の文字組みやレイアウトなどデザイン性もチェックしています。
- コピーライター
-
- クライアント(業種や規模のみでも可)
- 媒体の種類と割合(テレビ/ラジオ/雑誌/新聞/SP/Webなど)
- 仕事の流れと割合(代理店経由/直クライアントなど)
- 仕事の関わり方(企画段階から携わるのかどうかなど)
- チーム構成と担当ポジション
- ディレクションの経験
- 企画書作成経験
- Webクリエイター
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- クライアント(業種や規模のみでも可)
- Webサイトの種類と割合(コーポレートサイト/ECサイトなど)
- Webサイトの規模(具体的な予算など)
- 仕事の流れと割合(代理店経由/直クライアントなど)
- チーム構成と担当ポジション
- 使用できるソフト・言語
※代表的な実績の画面キャプチャーを職務経歴書の中にもり込んでください。実績が伝わりやすくなります。
- 営業・プロデューサー
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- 営業スタイルとその割合(新規開拓/既存深耕/ソリューション/枠売りなど)
- 実績(売上高と目標に対する達成率)
- クライアント(業種や規模のみでも可)
- 媒体の種類と割合(テレビ/ラジオ/雑誌/新聞/SP/Webなど)
- 仕事の流れと割合(代理店経由/直クライアントなど)
- チーム構成と担当ポジション
- 企画書作成経験
- 企画・マーケティング職
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- マーケティングプランの種類と割合(ブランディング/SP/キャンペーンなど)
- クライアント(業種や規模のみでも可)
- 媒体の種類と割合(テレビ/ラジオ/雑誌/新聞/SP/Webなど)
- 効果測定の結果(実績を数値化するなど)
- 仕事の流れと割合(代理店経由/直クライアントなど)
- チーム構成と担当ポジション
マスメディアンからのアドバイス
- 職務経歴書は、企業視点で作成することが大切です。求人情報から、企業が求める経験やスキルと自身のキャリアの接点を見つけ、興味を持ってもらえるポイントをおさえて作成するとよいでしょう。
- あなたのスキルやご経歴、転職を希望する職種・業種に合わせて、書類のつくり方・ブラッシュアップの仕方をアドバイスいたします。
- 転職支援サービスにご登録いただいた方限定で、「応募書類作成マニュアル」もご用意しております。ぜひご活用ください。
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