【名古屋特集】【積極採用中】名古屋で勢いのあるデザイン会社―スタジオディテイルズ

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「最近気になるデザイン会社はありますか?」とお聞きすると、だいたい「スタジオディテイルズ」と答えが返ってきます。スタジオディテイルズは2009年に名古屋で設立したデザイン会社です。The One ShowやD&AD賞、グッドデザイン賞の受賞など、その実績は国内外で認められ、名古屋だけではなく東京でも着実に知名度を上げています。そんな勢いのある会社の創業者の一人である服部さんに話を伺いました。
(マスメディアン編集部)

株式会社スタジオディテイルズ
取締役副社長
服部 友厚氏

――会社を設立したきっかけを教えていただけますか?
代表の海部と僕は高校の同級生です。もともと海部がバンドマンで全国をツアーで回っていたのですが、バンドが落ち着いた時期に、一緒に会社をやるかみたいなノリで、あまり深く考えずに会社をつくりました。なので、創業当時は、相当苦労しました。デザインの経験も海部がバンドマン時代にバンドのグッズをつくっていたぐらいで独学だし、お客さんとのやり取りもどうすれば良いのかわからない。知り合いの人の名刺をつくったりして、なんとか食いつないでいました。そんなときに、エステ関連の会社さんが、仕事を依頼してくれました。お店をオープンするタイミングだったのでいろいろなツールをつくる機会があったんです。それをつくっていくなかで、やっていけそうだねという感覚が二人のなかでありました。

風向きが変わったのは、大規模サイトの下請けとして、Webの仕事を始めたころです。Webのつくりかたを、ゼロから学んだことが成長のきっかけになったと思います。

――グラフィックからWebへシフトしていったということでしょうか。
そうですね。ちょうどWeb業界が伸びた時期でもありました。グラフィックに比べてWebは、広告会社の影響が弱かったので、私たちのような新しい会社が参入しやすかったことも大きかったです。実は、Webとかグラフィックとかにこだわらず営業をしていたのですが、結局、Webの仕事しか来なかったので、途中からWeb制作会社という立ち位置で仕事をしていました。

――今でもWebが中心なのでしょうか。
ここ2年くらい前から、ブラウザが進化して、自由度が増してきたことで、グラフィックデザイナーでも、いままでよりもWebサイトのデザインができるようになりました。Web会社がつくるWebサイトは、どうしてもフォーマット化されたデザインになりがちで、それも正しいのですが、デザイン面では、グラフィックデザイナーがデザインするものが勝っているなと。僕らも同じ課題をもっていたので、もう少し画力が必要だと感じました。そこで、デザイン力が高いグラフィックデザイナーに社員として来てもらって、Webもグラフィックもできる体制にかじを切り直しました。

――そこで、また方向転換をしたということですね。
そうですね。売り上げが倍々で伸びていったので、忙しかったですが、楽しくやっていました。

――改めて御社の強みを教えてください。
広告会社やクライアントからよく言われるのですが、グラフィックからWeb、アプリまで、幅広い領域を扱っているという点です。まるごと任せても、クオリティの高いものをつくってくれる、という評価をいただいています。あとは、広告会社の仕事比率は20%以下で、直クライアントが多いことです。私と代表の海部が、まだ現場に出ているということも、強みと言えるかもしれません。

――現在は、東京と京都に関連会社があるとお聞きしました。
東京にはファーストタッチ、京都にはエックスポイントワンという関連会社があります。ファーストタッチは代表の海部と共に、東京のクライアントのフロント業務を担当しています。エックスポイントワンは、元は京都大学のベンチャーで、高い技術力を有している会社です。主にアプリとシステムを担当していて、将来的には、西日本の拠点として考えています。

――御社には、どういったご経歴の人が在籍していらっしゃるのでしょうか?
プロダクション出身者が半分で、残りは新卒入社組です。新卒に関しては、お金の余裕があるうちに積極的に採用していきたいと思っています。少しかっこいい言い方をすると、私たちのような会社が採用しなくなると、業界全体が地盤沈下すると思うんです。この会社は、他人が育てた人材で成長したようなものなので、次は恩返しとして、自分たちが育てる立場に立っていくべきだと考えています。新卒を受け入れられる基盤はできているという自負はあります。新卒採用は去年からスタートさせて、今年は日本タイポグラフィの学生部門グランプリ受賞者が入ってくれました。来年も一人入社する予定です。

――今回は、デザイナーとディレクターを募集されるということですが、どういった方と一緒に働きたいとお考えでしょうか?
デザイナーは、絵が描ける人がいいですね。まとめる力はあとからでもつけることができます。ディレクターは、Webの知識があってコミュニケーション能力の高い人。世の中の仕組みを分かっている人がいいなと思っています。アートディレクターはデザイナーが兼務していることが多いので、プロデューサー寄りの方に活躍してもらえると思います。

――御社で働く魅力はどの点にあるとお考えですか?
直クライアントが多く、自分の意見やアイデアを形にできるところでしょうか。自分のやる気次第で、世の中を変えられるような仕事ができます。会社としては今後、社会的課題を解決する事業にも挑戦したいと思っています。今ちょうど、ソフトバンクグループと合弁で、シェアサイクルの会社を立ち上げているところなんです。当社はグラフィックやWeb、アプリだけではなく、自転車や鍵のデザインも担当しています。もう一つ、新しい事業も立ち上げる予定です。広告デザインにとどまらず、幅の広いデザインの仕事に携わるチャンスが当社にはあると思います。それと、入社してくれた皆さんが口をそろえていうのが、レベルの高い人が多くて、刺激のある環境だという点です。職種に関係なく、数多くのクライアントの、いろいろな領域の仕事に関われるので、実力とやる気があれば面白い会社だと思います。

――今後の展望を教えてください。
グラフィックやWeb、アプリを全て自社で、高クオリティでつくれるようになったので、デザイン会社としては理想的な体制だと思っています。今後は、これに加えて、IoTやハードウェア、VRなども網羅したいです。Webやアプリの市場がこれからもどんどん伸びるかというと怪しいので、次に勝負できる場所を、いろいろと探っているところです。僕個人的には、海外との仕事や設計をやってみたいですね。

あとは、やはり長続きする会社にしていきたいです。今、名古屋のグラフィック会社で、規模を誇っていた会社が縮小してしまっている現状があるので、変化を恐れず、会社を成長させていきたいです。私たちのような、デザイン全般をトータルで手がけている会社が大きくなるというのは、業界全体にとっても、そこで働いている人にとっても良いことではないでしょうか。デザインが関わるもの全てを、僕らはよくできると思っています。スタジオディテイルズと仕事をすると「会社の価値が上がる」、「売り上げが上がる」、「一緒に仕事をしてよかった」と言われる会社にしたいです。

――本日は、ありがとうございました!


※2016年10月に取材した内容を掲載しています。