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【北陸特集】技を持った仲間求ム。普遍的なデザイン力を身につけて価値を高める─合同会社ワザナカ

北陸特集

U・Iターン

“仲間が集まってそれぞれの強さを組み合わせたりお互いの弱さを補い合ったりすることで、1人では決してできないようないい仕事ができるに違いない”──ワザナカの社名には、“技(ワザ)のある仲間(ナカマ)を増やしたい”という意味が込められています。ワザナカの代表で、北陸コピーライターズクラブの会長でもある宮保真さんと、東京から金沢へUターンしワザナカへ転職した黒田将喜さんに、それぞれの立場からワザナカの魅力を話していただきました(マスメディアン編集部)。

──まずはワザナカの成り立ちについてお聞かせいただけますか。
宮保:ワザナカは、もともと金沢でフリーランスとして活躍していたア-トディレクター2人が組んで始めた会社です。私はフリーランスのコピーライターとして、ワザナカのオフィスを間借りしていました。もともとフリーランスの集まりみたいな会社で、創業メンバーの2人は卒業し、私が6年前に引き継ぎました。当時、会社という組織に入りたかったわけではなくて、それぞれ技を持った仲間がいるチームの一員になりたいと思い、ワザナカに入りました。

──黒田さんは2年前にワザナカに入社されましたが、それまでどのようなキャリアだったのでしょうか?
黒田:私は大学を卒業した後にデザイン系の専門学校へ入学しました。専門卒業後は小売り企業の戦略企画部にて、2年間POPのデザインをしていました。その後グラフィック制作会社に転職をして、POPを含めた販促関連全般のデザインを担当していました。

合同会社ワザナカ
デザイナー 
黒田将喜氏

──なぜインハウスからグラフィック制作会社に転職されたのでしょうか?
黒田:所属していた企業のPOPデザインは特異・独特なものが多かったため、その方向に特化してしまうと、普遍性のあるデザインスキルが磨けないのではと感じていました。デザイナーとして生涯仕事をしていくのにはスキルが足りないと思い、スキルを磨くために制作会社に移りました。

──黒田さんは石川県出身とお聞きしました。それまではずっと東京にいらっしゃって、いつごろから金沢にUターンしようと考えていたのですか? 
黒田:デザイナーとしてキャリアをスタートした時から、ずっと石川に帰ることは考えていました。28歳ごろでしょうか? 東京のごみごみした部分や人の距離感が自分には合わないと感じる面が増し、ちょうど前職でデザインスキルを身につけることができたので、この機会に石川に戻ろうと決心しました。

──ワザナカへ入社したのはどのような理由でしたか?
黒田:ワザナカの制作物はクオリティーの高さはもちろんですが、単にかっこいい今風のものではなく、クライアントの課題を解決するデザインだったところが魅力的でした。アーティストでなくデザイナーだからこそ、最終的な到達点は自己表現ではなく課題解決です。私自身かっこいいと思うものをつくりがちで、真にクライアントのためになっているかを忘れがちだったため、ワザナカの制作物により一層共感したのかもしれません。

──ワザナカに入社して、仕事内容は変わりましたか?
黒田:グラフィックデザインだけでなく、Web、CMなど幅広く担当するようになりました。また東京で働いていたときは広告会社経由の案件がほとんどだった、という意味でも大きく変わりました。クライアントと直接お話しをする機会が増えて、経営者とやりとりすることもあります。経営者は、会社や社員に対して愛情があって、それぞれの可能性を最大限にしていきたいという思いを持っています。そういった熱量に触れながら仕事をするのは、非常にやりがいを感じます。

合同会社ワザナカ
代表/コピーライター 
宮保真氏

──ワザナカは直クライアント案件も多いのですね。
宮保:創業当初は広告会社から受ける案件が大半を占めていましたが、今は直クライアント案件も増えてきましたね。媒体で見ると、紙の制作物が中心ですが、それ以外の制作物も増え、キャンペーン全体を任せてもらうこともあります。

──対応領域がどんどん広がっているのですね。
宮保:直クライアント案件では、企業の経営者と直接やりとりできる機会が多くなってきています。業者扱いではなく、パートナーとして相談を受けることが多いです。必然的に特定のツール制作だけではなく、VI(ビジュアル・アイデンティティ)やCI(コーポレート・アイデンティティ)など企業の根幹となるクリエイティブに携わらせてもらえる機会が多くなりました。

黒田:前職と違って、対応領域が広がり責任も増しました。クライアントの要望や課題にどう応えていくのか。プレッシャーは大きくなりましたが、その分応えられたときは嬉しく、やりがいも大きいです。

──貴社の求める人物像について教えてください。
宮保:社内にはWebデザイナー、グラフィックデザイナー、ディレクターがいます。プログラマーはいませんが、Webディレクションとデザイン、コーディングが一通りわかるWebディレクターもいます。当社は、対応できる領域をどんどん拡張していきたいと考えています。このため、ある分野に特化して技を持った仲間を求めています。さらに、軸となる領域にプラスして、別の領域へ越境して価値ある人材になるよう、日々当社の社員に伝えています。

──個人として、会社として、これからの展望についてお聞かせください。
宮保:個人としてはコピーライターの地位向上を目指しています。金沢は伝統工芸で栄えた街ですし、いまも金沢美術工芸大学や金沢21世紀美術館があります。このため美術工芸に対して造詣が深く、グラフィック・プロダクト問わず多くのデザイナーがいます。だからなのか、デザイン先行で物事が進みます。けれども、コピーでクライアントの本質をとらえて言語化していくことは、価値のあることだと信じているので、それを普及していきたいです。

黒田:当社に対する認識として“コピーライターがトップの会社”という見方があると思います。そこに対してデザイナーがもっと前に出ていくことで、別の見せ方を提示することは、ワザナカとしても大事ですし、個人としても価値が高まっていくと考えています。

宮保:このようにメンバーそれぞれが目標を持ち、実現できるような会社でいたいですね。それが結果的にクライアントのためにもなりますし、地域へ還元できるとも思っています。

──最後に、U・Iターンを考えている人にメッセージをお願いします。
黒田:東京の案件は、規模は大きいですが、制作物の結果がどうなっているか見えづらい、直接クライアントと意見を交わしてみたいと日々感じていました。金沢では担当した案件の影響がまじまじと見えて、リアルで面白いです。金沢は新幹線開通もあり、地方の中で景気の良いエリアだと思います。大都市圏で身についたスキルを存分に発揮できるマーケットがあるので、ぜひ腕試しに来てほしいですね。

──金沢の中でもクオリティーの高いプロフェッショナルたちが集まるワザナカ。東京とは違った貴重な経験が得られそうですね。お話ありがとうございました。

※2019年1月に取材させていただいた内容を掲載しています。