マーケティング・クリエイティブの求人情報・転職支援はマスメディアン【宣伝会議グループ】

求人検索

マーケティング・クリエイティブ 求人・転職ホーム積極求人特集 > 世界規模のサービスでクライアントの課題解決を―TikTok For Business

世界規模のサービスでクライアントの課題解決を―TikTok For Business

東京

デジタル・IT

マーケティング

TikTok For Businessは、世界中で20億ダウンロードを突破したTikTokなど、情報、教育、エンターテインメント、インスピレーションを提供する一連のコンテンツプラットフォームの日本地域での運営を行うByteDance株式会社のセールス部門です。今回は、企業向けに展開する広告配信プラットフォーム『TikTok For Business』を運営するグローバルビジネスソリューション部門で責任者を務めるHead of Key Account Division 坂倉浩司さんとクライアントソリューションズチーム 杉山恵斗さんに、広告サービスや会社のカルチャーについて詳しく伺いました。(マスメディアン編集部)

──まずは、お二人のご経歴を教えていただけますか?
坂倉:リクルート、フェイスブックジャパンを経て、2020年にTikTok For Businessに加わりました。リクルートでは6年間、広告営業とマネジメントを行い、最後は10数人のチームを率いていました。フェイスブックジャパンには、同社のビジネス立ち上げ期に入社し、「Instagram For Business」の日本展開をローンチするまでの3年間在籍しました。

現職に入社を決めた理由は、アジアから始まり、地域の偏りなく展開する稀有なグローバル企業であることと、これまでの自分の経験を生かせると考えたことの2点でした。私のライフワークはSNS、メディア、プラットフォームのビジネス立ち上げとマネタイズです。現在はこれまでの経験を活かし、TikTokの広告プラットフォームである『TikTok For Business』の収益拡大を目指しています。EC、リテール、エンタメ、金融、不動産といった業種の広告主を担当するセールス部門の責任者として、広告主のマーケティング課題解決をサポートしています。

杉山:私は、新卒で日系のグローバル企業に総合職として入社しました。もともとマーケティング業務への興味から選んだ会社でしたが、入社してから、いつ希望の部署に配属されるか不透明だとわかりました。そのまま待つよりも、早くマーケティングのスキルをつけたいと思い、大手デジタルエージェンシーに転職。運用コンサルティング部門で、ソーシャルメディアやリスティング、DSPなどさまざまな媒体の広告を運用しつつ、クライアントへの配信メニューやキャンペーン設計の提案も行いました。その経験を生かし、2020年に現職に転職しました。

TikTok For Businessで働きたいと思った理由は2つあります。1つは、TikTokを初めて利用したときにレコメンドエンジンの技術力の高さに感動したこと。私自身、ユーザーとして中毒になりましたし、これだけのものを開発できる会社の広告プラットフォームのシステムは優秀に違いないと確信しました。もう1つは、グローバルでのコラボレーションができ、速いスピードで前進できる会社だと思いました。入社して2年ほど経ちますが、この2点は期待通りでした。

グローバルビジネスソリューション部門 Head of Key Account Division 坂倉浩司さん

――お二人の役割についても教えてください。
坂倉:私たちはグローバルビジネスソリューション部門に所属しています。この部門には大きく分けてセールスチーム、クライアントソリューションチーム、クリエイティブチームという3つの部署があり、私はセールスチームに所属しています。セールスチームは、お客さまと密にやりとりをし、課題抽出などを行う部署です。この部署には、広告主企業を支援するチームと広告会社を支援するチームがあり、私は前者の責任者をしています。

杉山:私はクライアントソリューションチームに所属しています。このチームは、広告配信プラットフォーム『TikTok For Business』の広告効果改善のためのコンサルティング業務を行う部署です。広告運用自体は広告主や広告会社が実施しますが、当社にもその成果は蓄積されています。私たちは、そうしたデータを分析するとともに、TikTokの特性や広告プラットフォームの機能についての知識を提供し、運用へのアドバイスをしています。セールスチームや広告機能を開発するプロダクトチームなど社内外と連携し、クライアントの目標に合わせた広告メニューやソリューションを提案します。チームには、期間と配信量を固定して購入する予約型広告の担当と、広告効果に合わせて配信方法をチューニングしていく運用型広告の担当が所属しています。私は運用型広告が専門で、主にデジタル専業広告会社を担当するユニットのリーダーをしております。

グローバルビジネスソリューション部門 クライアントソリューションズチーム 杉山恵斗さん

──『TikTok For Business』について、詳しくお聞かせください。
坂倉:『TikTok For Business』は、ByteDance株式会社が運営するすべてのサービスに広告を配信できるモバイル広告プラットフォームです。ブランディングやコマース、パフォーマンスなど5つのソリューションがあり、クライアントの課題に応じて、適切なソリューションを提案しています。

『TikTok For Business』は、認知獲得からコンバージョンまでフルファネルで対応できます。サイトへの誘導、ブランディングなどの目標に応じてキャンペーンを選ぶことができます。

広告プラットフォームとしてのTikTokの強みは、広告も集中して楽しく視聴するユーザーが多いため、高い反応率が期待できることです(*2)。

Kanter社の2020年の調査によると、デジタル広告プラットフォームにおけるユーザーの広告好意度ランキングで1位を獲得(*3)。また、「広告にストレスを感じない」ユーザーの割合が、他の主要プラットフォーム5社と比較して147%となりました(*4)。

それを支えているのが広告運用とクリエイティブ制作のサポートです。人気TikTokクリエイターを起用しての広告制作も可能で、クリエイターとのマッチングプラットフォーム「TikTok Creator Marketplace」で世界観の合うクリエイターを探せます。クリエイターのアカウントから広告動画を投稿してもらうことで、そのクリエイターのフォロワーに自然な流れで動画を視聴してもらえます。これはTikTokクリエイターにとっては収入源になるため、高品質の動画を制作する動機付けになります。

杉山:当社のサービスは日進月歩です。日々リリースされる新しい広告機能の事例が、プロダクトチームを介してグローバルに共有されています。そうした情報を日本のクライアントの提案に活かしたり、逆に日本での事例を発信したりと、グローバル単位での社内ナレッジ蓄積ができます。また、クライアントの声をサービスに反映するスピードも非常に速いです。

──TikTok For Businessでは、中途採用を強化していると伺いました。そのなかでお二人の部署で募集している職種とお任せしたい具体的な業務内容は何でしょうか?
坂倉:私たちが所属しているセールスチームとクライアントソリューションチームでも積極的に中途採用をしています。セールスチームでは営業職を、クライアントソリューションチームでは運用担当を募集しています。

セールスチームでは、お客さまと直接やりとりをし、広告主の課題解決につながるソリューションを提案していただきます。広告主を担当するチームと広告会社を担当するチームがありますが、どちらの場合でも、さまざまなステークホルダーとのやりとりが生まれます。そうしたステークホルダーをマネジメントしながら、TikTokというプラットフォームを生かしてクライアントの課題解決を行っていただきたいと考えています。  

杉山:クライアントソリューションチームが任せたい業務は、データ分析などを通して、広告効果改善の策を見極め、クライアントに提案することです。クライアントや広告会社の広告運用の成果を分析し、クリエイティブ改善や入札タイプの変更など、幅広い提案をします。また日々、アップデートが進む『TikTok For Business』の新機能について、社内のプロダクトチームと社外のクライアントの間に立つ役割として、クライアントへの機能説明や、プロダクトチームへのフィードバックもお任せしたいです。

──TikTok For Businessではどういった方が働かれているのでしょうか。
坂倉:マインド面では、突破力のある人が多いです。自ら動いて困難を突破したことがある人ですね。毎日のように大小の違いはありますが障壁にぶつかるのが仕事だと思います。スキルはもちろん重要ですが、まずはそうしたマインドを持っていることが大切だと思います。

杉山:スキル面でいうと、さまざまなバックグラウンドの方がいます。広告会社経験者もいれば、SNSプラットフォーム、広告主側で働いていた人もいます。どのような分野にせよ、課題解決型の仕事や、社内外の各所と連携しながら仕事を進めてきた方は、経験を生かせると思います。

──社内のカルチャーや社風はいかがですか?
坂倉:TikTok For Businessには、カルチャーを表す言葉が6つあります。3つ挙げると、Always Day 1、Aim for the Highest(常に高みを目指す)、Be Open and Humble(オープンで謙虚であること)。社内ではこうした言葉が常日頃から飛び交っていますし、これらを体現した人が多いです。社内外問わずどんな相手にもリスペクトがあるためか、ローカルの事情を尊重する風土もあるので、グローバル間でもスムーズにコミュニケーションが取れます。

杉山:自らの意見をしっかり持っている人が多く、かつフラットに意見交換ができる環境です。部署の垣根なく1対1のミーティングができますし、グループチャットで質問を、例えば「こういう案件の事例を知っている人いますか」と送ると、誰かしらが反応してくれます。プロダクトのアップデートをはじめ、日々膨大な情報にキャッチアップする必要があるので、私自身も、能動的に情報を獲得するとともに、自分が提供できる情報があれば積極的に発信しています。

──今後力を入れたいことについて教えてください。
杉山:ユニットリーダーとしては、メンバー全員が迷わずに効率的に業務を遂行できる環境を整えたいですね。先ほどお話ししたとおり、目まぐるしく進歩する会社なので、情報へのキャッチアップがかなり重要です。もちろん一人ひとりの能動性も必要ですが、それだけに頼っていては追いつけなくなるメンバーが出てしまい、クライアントに提供できるサービスの品質に差が出てしまいます。サービス品質を底上げする仕組みをつくり、その上で個人がパフォーマンスを発揮できる環境をつくりたいです。

坂倉:グローバルビジネスソリューション部門の目標は、『TikTok For Business』を日本のデジタルマーケティングのメインソリューションにすることです。よりたくさんの方にTikTokを楽しんでいただき、より多くの企業に『TikTok For Business』を利用いただくことで、さらにクライアントへの貢献度は高まっていくと思うので、それを目指して事業拡大を続けます。

私個人の目標としては、ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、この会社で歴史をつくる仕事をしたいです。TikTokというショートムービープラットフォームは、「動画を通じて人生を豊かにする」という新たな価値を生み出しました。それ自体はもちろん、これだけたくさんの方に世界中で利用いただいているのも歴史的なインパクトのあることですよね。

ただ、歴史は誰でもつくっているとも思っています。クライアントの課題解決や新規取引先の開拓など、日々の仕事の積み重ねが未来をつくります。そういう意味で、メンバーと一緒に歴史をつくっていきたいです。

──最後に応募を検討している方にメッセージをお願いします。
坂倉:「一緒に働く人」「優れたプロダクト」「成果への評価」の3拍子がそろっている会社だと思います。もし、他社から年収を2倍にするとオファーがあったとしても、転職したいとは思いません(笑)。急拡大の途中とはいえ、まだまだスタートアップなので、セルフスターターな方であれば、入社後すぐに大活躍できるし、自分で仕事を切り開くチャンスは多いと思います。多様性があるほどチームは強くなると考えているので、さまざまな方の応募をお待ちしています。

杉山:TikTokユーザーは世界中でどんどん増えていて、それと共に、広告機能の開発やアップデートもすごいスピードで進んでいます。そうしたサービスを利用して、さまざまな業界のクライアントのマーケティング課題を解決していきたいと思える方は楽しめると思います。また、TikTok For Businessでの仕事は、本当に物事が進んでいくスピードが早いです。体感ですが、前職の3倍は早い。だからこそ、過去の経験よりも「今についていけるかどうか」が大切であり、入社年次・年齢に関わらず活躍できます。さまざまなバックグラウンドや強みを持った人々と一緒に、お互いに学びを得ながら働ける環境を求めている人にも最適です。

──メディアの最前線であり、自分の力でものごとを動かしていきたい人には最適の環境だと思いました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※2021年12月に取材した内容を掲載しています。

*1:https://www.cbinsights.com/research-unicorn-companies(2021年12月時点)
*2:TikTok For Business 「TikTok For Businessメディアインサイトレポート フルアテンション視聴へようこそ!」https://tiktok-for-business.co.jp/archives/7152/
*3:https://www.kantar.jp/solutions/reports/16940
*4:TikTok For Business「TikTokユーザー白書(2020.11)」https://tiktok-for-business.co.jp/archives/5108/
*5:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/category/case/