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顧客のブランド戦略を描き、クリエイティブを調律し続ける―balconia株式会社

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創業4年で社員数は100名を超え、なお急成長を続けるマーケティングベンチャー、balconia(バルコニア)。秋山太郎代表がアイ・エム・ジェイから独立して立ち上げたこの会社の一番の特徴は、中規模ながら「ブランド戦略立案」「クリエイティブ制作」「システム開発」という3領域をカバーしていること。さらに、風通しがよく、働きやすい組織づくりも進めています。balconiaの事業内容や組織風土について、インタラクティブ事業部のマネージャーを務める中島隆也さんと小林夏美さんに、詳しくお話を伺いました。(マスメディアン編集部)

――まずは会社と部署の概要を教えてください。
中島:balconiaは、「ブランド戦略立案」「クリエイティブ制作」「システム開発」という3つのサービス領域を提供するマーケティングの支援企業です。2017年に設立して、4年目を迎えましたが100名を超える規模になりました。クライアントの業種はさまざまで、ナショナルクライアントと呼ばれるお客さまとも多くお取引があります。例えばNTTドコモさん、ポケモンさん、SEIKOさんなどです。また、全体のうち8割のプロジェクトが直取引ですので、クライアントと密に連携を取りながら仕事を進めています。

小林:そのなかで私と中島が所属しているインタラクティブ事業部は、「クリエイティブ制作」を担う部署です。Webサイト制作を軸に、4つのユニットで構成されており、それぞれのユニットに得意分野があります。

業務にあたっては、基本的に、特色を活かしユニット内で案件ごとにプロジェクトチームをつくります。しかし必要な場合には、ユニットを横断してメンバーをアサインすることもあります。

――お二人の役割についてもお聞かせいただけますか。
中島:私は新規顧客の開発に注力しているユニット4のユニットリード(マネジメント)を務めています。プレイングマネージャーであるため、部下のマネジメントをしながら、実務も行います。当社は約8割のプロジェクトが直接取引であり、プロデューサーである私の主な役割は、新規案件の獲得および既存のお客さまのさらなる拡大を行うことです。プロジェクトマネジメントも担当することはありますが、基本的には、発注が決まったらほかのユニットに所属しているディレクターに進行を任せています。

小林:私は、Web制作全般を担当しているユニット2のアシスタントユニットリード(サブマネジメント)で、中島と同じくプレイングマネージャーです。ユニット2のメンバーのマネジメントと並行して、Webディレクターとして大手メーカーのWeb制作などを担当しています。当社には、マーケティング、クリエイティブ、エンジニアのメンバーがそろっていますので、自社リソースを活用し、一気通貫型で制作・開発することが多いです。

――これまでのご経歴と、balconiaに入社した経緯も教えていただけますでしょうか。
中島:2007年に国内の大手デジタルエージェンシーに入社し、すぐにグループ会社へ出向。最初は戦略や制作のプロデュース業務をしておりました。その後、本体に帰任後は、現在balconiaの代表を務めている秋山の部署に所属し、大規模な案件のWeb制作やシステム開発・運用、その他マーケティングツールの導入などデジタルマーケティング全般のプロデュース業務に携わりました。所属して4年後には部長として同じ職種のメンバーを約10名ほど率いておりました。

そして、会社が外資系のコンサルティングファームに買収され、その流れで転籍しました。

2021年4月にbalconiaへ転職しましたが、balconiaを選んだ理由は、1つは大きな裁量を持てるため。もう1つは、新しいチャレンジができるためです。先ほど述べた通り、当社代表の秋山は前職での上司で、実は数年前にも一緒に働かないかと誘われ、お断りしていました。しかし、昨年、ゆっくりお話をする機会がありました。その時に、「プロフェッショナルサービスの価値を再定義したい」といった大きなスケールのビジョンや、自社事業の立ち上げなどの中期的な計画を聞きました。balconiaなら自分のキャリアを広げていけるのではないかと感じ、転職を決めました。

インタラクティブ事業部 ユニット4 ユニットリード 中島隆也さん

――小林さんはいかがでしょうか?
小林:私は、新卒からずっとWebディレクターをしています。一社目はBtoB案件に強いWeb制作のベンチャー企業。システム開発が関わる案件が多く、サイト運用に加え、CMS開発を含む大規模なリニューアルなども経験しました。そして、2019年1月にbalconiaへ中途入社しました。

転職を考えたのは、より幅広い案件を手がけたかったからです。BtoC企業の案件や、デザインを重視したディレクションの経験を積みたいと考えていました。balconiaはそのような案件の実績が多かったことから興味を持ちました。

また、結婚や出産といったライフイベントを見据えたときに自分らしく長く働ける環境を見つけたいという思いもありました。balconiaは、そういった希望に合う会社だったこと。そして、面接でお会いした社員の皆さんの雰囲気や経営層の方々のフランクなお人柄が決め手となり、入社を決めました。

――働きやすさについてはどのように感じていますか?
小林:実際に、私は入社後に子どもが生まれました。今では、時短勤務、かつほぼフルリモートで仕事をしています。マネジメントを任せられながらも、このような働き方が実現できています。面接時に感じていた通り、働きやすい会社だと実感しています。
 
リモートワークするか出社するかは、基本的に全社員が自由に選択できますし、提携しているシェアオフィスを利用することもできます。働く場所は、今後も社員の裁量に任せる方針です。 

インタラクティブ事業部 ユニット2 アシスタントユニットリード 小林夏美さん

──今回の募集ポジションについて教えてください。
中島:現在はアシスタントプロデューサー、Webディレクターの2職種で募集をしています。

プロデューサーの役割は、デジタル領域全般における課題を明確化し、企画を立て、解決に向けてプロジェクトをリードすることです。当社のプロジェクトは、先述の通り、直接取引が大半です。そのため、プロデューサーはマーケット調査の段階から携わります。入社直後は、メインプロデューサーのアシスタント業務を担当いただきます。

小林:Webディレクターは、Webサイト構築および運用におけるディレクション業務全般を担当します。お客さまを含めた社内外のプロジェクトメンバーと関わりながら、プロジェクト全体を推進していくポジションです。顧客ビジネスとその課題を深く理解し、解決するためのコンテンツを企画・提案し、UI/UXを設計します。またプロデューサーと連携して提案業務を行うこともあります。

――会社の雰囲気や社員の人となりについても教えていただけますでしょうか。
小林:中途入社の社員のバックグラウンドとしては、同じWeb業界経験者が圧倒的に多いです。人柄はいい意味であまりまとまりがなくて、個性が豊かです。組織があまりかっちりしていないので、個性を活かしながら働いているように思います。

中島:個性あふれるメンバーが多く、多様性にあふれる会社だと思います。また、個人的に感じるのは良い人が多いということ。後はマネージャーにも遠慮しない、容赦しない人が多いですね(笑)。私に対しても、役員に対しても、忌憚なくはっきりと意見を言える人が多いので、そういった文化は非常に良いと思います。ただ、いわゆるベンチャーのようなギラギラ感はありません。ギラギラというよりワイワイ楽しくやっています。

――最後に、応募を検討している方にメッセージをお願いします。
中島:Webインテグレーション市場は、デジタルの業界では歴史が長い領域ですが、いまだに伸びている業界です。balconiaも、もっと仲間を増やして既存事業を拡大させつつ、新規事業も行い、両輪で成長していこうとしています。今まさに大きくなりつつある会社なので、この道を一緒に突き進んでくれる向上心が強い方と一緒に仕事をしたいですね。自分の意見を言うことが歓迎される会社なので、主体性を持って働けばすぐに馴染めるし成長にもつながると思います。

小林:それから、裁量が大きいため、何事にも積極的に手を挙げて取り組める方と是非一緒に働きたいと思います。また、組織がどんどん大きくなるタイミングでもありますので、組織づくりに一緒に取り組んでいただける方だとなお嬉しいです。

――会社の働きやすさや、今後も会社を大きくしようというお二人の熱量を感じました。本日はお話をありがとうございました!

※2021年10月に取材した内容を掲載しています。