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ビジュアルマーケティングに特化したクラウドサービスで誰もが簡単にデジタル活用できる世界をつくる―株式会社visumo

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Instagram、YouTube、TikTok……。流行りのコンテンツから伺えるように、テキストを“読む”から、ビジュアルを“見る”へ消費者の嗜好が変化しました。そのトレンドを受けて、誰でも簡単に使えるビジュアルマーケティングプラットフォームを開発した会社がvisumoです。大手ECパッケージベンダーのecbeingからスピンオフした同社のサービスは、創業3年で導入実績300サイトを超え、大手の企業も続々と採用するなど支持を集めています。上場を見据えて事業を拡大させている同社では現在、営業職とCS(カスタマーサクセス)職を募集中。「次世代の若手を育てたい」と取締役兼常務執行役員の井上純さんは語ります。その理由や、同社のサービスと今後の展望、仕事の魅力についてお話を伺いました。(マスメディアン編集部)

──まずは、井上さんのご経歴を教えていただけますか?
新卒で入った会社は、Web・ITのことであれば何でも仕事に変えていくという、とても勢いあるベンチャー企業でした。また、EC支援に関してはサイト構築から運用ではプロモーションや配送までの一連の業務を丸ごと支援するという当時ではまだ珍しい業態で、更には欧米ブランドと国内のECビジネスを包括して請け負うグローバルビジネスも手掛けていたため、IT業界の流れに乗った会社だと思い入社しました。とはいえ今では信じられないくらい体育会系でした(笑)。4年目に入った頃に、より成長できる環境を求めて転職を決意します。

転職先はEC関連で探しました。なかなかピンとくる会社がないなかで、マスメディアンさんから紹介を受けたのがソフトクリエイト(現ソフトクリエイトホールディグス)でした。ソフトクリエイトは当時からECサイト構築ベンダーでは五指に入る企業だったのですが、その会社が、ECのシステム販売だけでなく、「ECを活用して、どう売り上げを最大化するか」というシステム導入後の運用やマーケティング手法をコンサルティングする部署を立ち上げると聞いて興味を持ったのです。

今思えば、それが人生の分かれ道でした。ベンチャーマインドを1社目で学び、2社目のソフトクリエイトホールディングスという大企業で中堅・大手企業を相手に営業やマーケティング、ECの基礎を学び直したからこそ、今の仕事ができていると感じています。

──人生の分かれ道にマスメディアンが関われて光栄です! そこからvisumoを立ち上げるまでの経緯を教えてください。
ソフトクリエイトホールディングスの子会社であるecbeingのマーケティングソリューションチームに所属し、先述のようなソリューション営業をしていました。現在のecbeingの強みである「システム構築・導入だけではなく、運用・マーケティングまでトータルでサポートする」という営業手法をいち早く実行していた部署です。当時の上長や仲間に恵まれたこともありプレイヤーとしては着実に成長し、その結果として会社からの評価を得て昇進していけました。当時の営業活動での成約率は7、8割ほどだったかと思います。しかし、それはecbeingという会社の実績や信頼ありき、という面も自覚していたため、だんだんとより成長できるフィールドに身を置きたいと考えるようになりました。

当時は営業・コンサルティングに加えて、セミナー講師なども担当していたのですが、さまざまな場面でお客さまと接するなかで、マーケティングのトレンドや最新情報の提供を喜ぶお客さまが多いこと、私自身もそれにやりがいを感じることに気付いていました。その頃に、ecbeingの社長から最先端のサービスやテクノロジーのリサーチを始めたいとお声がけいただき、その一環で海外の展示会に行った際に、visumoのヒントとなる海外の事例に出会いました。ニーズは見込めるのに、日本ではまだ全く広まっていない。これはチャンスだと思い、すぐに提案をして、2017年ごろに社内の新規事業としてvisumoを立ち上げました。

ふたを開けてみれば初年度から30社の受注を獲得。順調に軌道に乗ったため、2019年に分社化することになり、私自身は取締役に就任しました。間もなく4期目のスタートを迎える現在、導入実績は300サイトを超えており、上場を目指して事業を拡大させています。

取締役 常務執行役員 井上純さん

──すごい成長スピードですね。具体的に提供しているサービスの内容をお聞かせいただけますか。
visumoは複数のソリューションを持っており、その全てに共通して言えるのは、ビジュアルマーケティングに軸足を置いたツールだということです。visumoには、「誰でも簡単にデジタル活用できる世界をつくる」というコンセプトがあります。

近年、消費者は写真や動画といったビジュアルによる情報収集が主流になっています。一説には、脳の処理速度はテキストよりも画像の方が6万倍早いとも言われています。また、商品の購入を検討するときにも「ググる」よりも「タグる」、つまり、検索エンジンではなくSNSで検索することが一般的になっており、企業もビジュアルを活用したマーケティングを推進しないと取り残されてしまいます。そこで、誰でも簡単にビジュアルマーケティングができるプラットフォームを目指し、visumoを立ち上げました。

現在最も利用されているのが、Instagramに投稿されている写真を、WebサイトやECサイトに簡単に掲載できる連携ツールです。使い方の一つの例が、UGC(ユーザー生成コンテンツ)活用です。皆さん商品をネットで購入する際はレビューを見ると思いますが、我々はレビューがビジュアル化されたものがInstagramの写真や動画だと捉えています。UGCは、「購入した自分」をよりイメージしやすい、説得力を持った販促ツールになり得ます。

またUGC活用は、コストの削減にもつながります。例えばインテリア業者さんがダイニングテーブルを売るとき。お部屋のコーディネート写真を撮るにはスタジオを借り、さまざまな小物も用意しなくてはならず、引っ越しと同程度のコストと時間がかかります。UGCを利用できればコストも時間も節約できる上、購入を検討している人もリアルな写真が見られて一石二鳥です。

もちろん、自社アカウントの投稿も簡単にECに連携できます。クリエイティブは企業の資産ですから、さまざまな媒体で使用したいですよね。visumoのサービスを利用すれば、コンテンツ管理のコストや手間を削減できます。

──効果的なプロモーションとコスト削減が両立できるのですね。
その通りです。また、このツールはユーザーとの接点がつくれることも利点です。投稿写真を使わせてもらうお願いのやり取りから会話が生まれ、リアル店舗に替わる消費者とのタッチポイントとなっています。SNSだからこそユーザーとカジュアルに会話でき、今までとは全く毛色が異なるフランクな情報収集が可能になります。

──非常に魅力的なサービスだと思います。競合に対しての強みと、今後のサービスの展望についても教えてください。
強みは、経営者目線・事業責任者目線・運用者目線での機能開発です。当社のバックボーンであるecbeingは、徹底して、クライアントの「売り上げを上げる」支援をしています。私たちも同様に、常にECサイトの費用対効果をKPIに置いています。クライアントにとって有用で必要な機能はなにかという一次情報を営業・サポートやCSが吸い上げ、迅速に機能を改善・開発し実装につなげています。そのような事業者目線でサービスを改善している点が、他社サービスとの差別化になっていると自負しています。

今後は、ビジュアルを最大活用するという軸はぶらさず、提供するソリューションの幅を広げたいと思っています。デジタルマーケティングにおけるビジュアル活用は、現在Instagram連携が最も効果的ですが、流行は移り変わるものです。進化するマーケティングや市場のトレンドを常にキャッチアップして、スピーディーに事業を展開していきたいと考えています。直近では動画を活用できるソリューションや、スタッフやアンバサダー向けのメディア投稿管理ツールなどをローンチする予定です。

──現在、募集をしている営業職とCS職について、仕事のやりがいを教えていただけますでしょうか。
まずは、最先端のデジタルマーケティング支援に携われること。我々が提供するプロダクトは、ECやSNSのトレンドを取り入れて、クライアントの声も取り込んで進化させていく必要があるため、あらゆるSaaSの中でも最も変化のスピードが速いと言えます。もちろん大変な面もありますが、非常に面白いところです。

また、クライアントの業種を問わないことも魅力です。現在取引がある300社の中にはメーカーも小売りも、BtoCの会社もBtoBの会社もあります。さまざまなクライアントの課題解決に携わるというのは、勉強にもなりますし、やりがいにもなると思います。

──新しいサービスでクライアントの課題解決に関われるのは魅力ですね。最初に任せたい仕事はなんでしょうか。
前提として、次世代の若手を採用して基礎から育てていきたいと思っています。私自身、会社と上司に育ててもらった恩義を強く感じているためです。visumoでは、ベンチャーマインドも、業務に関する体系的な知識も、両方を身に付けられる環境を整えています。

入社直後の1~2年はインサイドセールスやサポート業務を通じて営業職・EC業界の基礎を学び、適性に応じてフィールドセールスやカスタマーサクセスなど、専門分野を決めていきたいと思っています。もちろん20代後半ですでに同業界の経験やスキルをお持ちの方には、培った経験をフルに生かして活躍いただきたいです。

──最後に、応募を検討している方へのメッセージをお願いいたします。
シンプルに、未来を見据えて成長したい方を歓迎します。マーケティングやSNS、デジタル、ECといった分野に強い関心があり、成長できる環境を求めている方には必ずチャンスを提供できます。ビジュアルマーケティングに軸足を置いたSaaSという市場も、会社組織自体も、何もかも新しい会社です。これまでにお話した内容にときめきや興味を感じる方にとっては大きく成長できるフィールドがありますので、是非応募していただけると嬉しいです。

──ベンチャーマインドと基礎が学べ、自分の成長と事業・会社の成長が実感できる、とても魅力的な環境だと思います。本日は貴重なお話、ありがとうございました!

※2021年2月に取材した内容を掲載しています。