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はんこ文化変革「リーガル×テクノロジー」で社会のインフラを目指す─株式会社サイトビジット

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リーガル×テクノロジーを切り口にさまざまなビジネスを展開するITベンチャー、サイトビジット。2013年に同社代表の鬼頭氏がオンライン講座「資格スクエア」をリリースしたのをきっかけに会社を立ち上げました。「資格スクエア」は、試験の合格者から徹底的にヒヤリングした勉強のコツと、鬼頭氏の独自学習ノウハウが詰め込まれた、予備試験・司法試験などの難関法律資格の学習サービス。2019年12月には、契約の作成から締結、管理までをワンストップでカバーする電子契約・管理サービス「NINJA SIGN」をリリースし、新型コロナウイルスの影響により、現在注目が高まっています。今後も需要が予想される業界でのやりがいや将来性について、NINJA SIGN事業部マーケティンググループマネージャーの菊池道夫さんにお聞きしました。(マスメディアン編集部)

──「NINJA SIGN(ニンジャサイン)」のサービスについて教えてください。
「NINJA SIGN」は、契約書などの文書をデジタルで安心安全に作成して管理するツールです。例えば、契約書や発注書、領収書、あるいは通知書のような一方的に送る書面まで、デジタル化が可能な文書であれば何でも利用することができます。他社の電子契約サービスは「文書作成」「電子署名」「文書管理」など、得意とする機能が特化している場合が多い中で、「NINJA SIGN」はすべてをワンストップで対応することができます。

また「NINJA SIGN」は、従量課金制ではなく定額制を基本としています。コロナウイルスの流行もあり、新しい働き方を考えていく上で便利な世の中になってほしいという思いから、導入ハードルを下げています。さらに、締結した契約ごとに1通100円値引きする逆従量課金制(Proプラン契約開始日より12カ月間の適用)を「脱・印鑑宣言」と称し、一部のプランで取り入れました。そういった料金体制においても優位性を持っていると思います。

「NINJA SIGN」と名付けたのは、世界に日本のプロダクトとして認識されやすくする意図もあります。いずれは世界進出も視野に入れているため、外国の方が知っている日本語の「ニンジャ」を使用しました。また動作としても、素早く動き、影で気付かぬうちに処理してくれる点が忍者のようなので、このネーミングはぴったりだと思います。

──菊池さんのこれまでのご経歴について教えてください。
新卒から17年間、大手通信教育会社で働いていました。カスタマーサポート、教材の開発を経験した後、マーケティングを約10年間担当していました。

転職の一つのきっかけは、友人に「変化や刺激のある毎日を過ごしたほうが健全じゃない? 菊池らしくないよ」と言われ、代表の鬼頭を紹介されたことです。前職は、大手ということもあり、組織も商材も成熟しており勝ちパターンも確立されていて、安心して働ける環境でした。一方で、サイトビジットは、当時、伸び盛りだけれどもサービスもできたばかりのベンチャー企業。鬼頭と話をするうちに、未知なる挑戦に憧れていたことを思い出し、この会社であれば、自分が期待する刺激が味わえそうと思い転職を決意しました。

株式会社サイトビジット
NINJA SIGN事業部マーケティンググループ
菊池道夫さん

──菊池さんはどのような業務に携わっているのでしょうか?
当初、「資格スクエア」のマーケティング部門に配属されましたが、2020年から「NINJA SIGN」のマーケティングマネージャーに就任しました。「NINJA SIGN」は、2019年12月に本格的にサービスを開始したばかりです。これからマーケティングに力を入れようとしている未開の領域にチャレンジできることはとてもやりがいを感じる反面、BtoC(消費者向け)マーケティングの経験しかなかった私としては、BtoB(法人向け)マーケティングに初めは戸惑いもありました。

前職の通信教育会社では、ターゲットとなる消費者の数も種類も多いため、認知拡大を目的にCMや新聞、カタログ、Web広告などを使って消費者全体を対象にしたマス的な広告を中心に展開していました。現在は、見込み顧客一人ひとりのニーズに合わせた深いコニュニケーションが求められるため、これまで以上にマーケティングを深堀りできていると思います。

──今回募集しているポジションについてお聞かせください。
今回「NINJA SIGN」のプロモーション担当を募集しています。見込み顧客を獲得するために、デジタルからリアルまでさまざまなコミュニケーション施策を企画し、実施までを担当していただきます。

配属予定のNINJA SIGN事業部マーケティンググループは、私を含めて5名のチームメンバーで構成されています。私がマネージャーとして全体を管理しながら、「Webマーケティング」「イベント、セミナーなどのオフライン(現在はオンライン)コミュニケーション」「SEOコンテンツ」「動画コンテンツ」の担当がそれぞれおり、企画からディレクション、時には制作までをこなしています。

ただ、今回募集するポジションでは、役割を限定せず、応募者のバックグランドに応じて柔軟に役割を分担していきたいと考えています。Web広告運用だけを担当するスペシャリストを採用するのではなく、イベントを企画しながらWeb広告やSEO、動画などさまざまなコミュニケーション手法に興味があり、お客さまに対してサービスの魅力を伝えることが好きな人が好ましいですね。

──仕事のやりがいは何でしょうか?
現在、電子契約サービスが頻繁にニュースなどで取り上げられているのは皆さんもご存知のことだと思います。コロナウイルス感染防止のため「押印のための出社」に代わるツールとして電子契約のニーズが急増しています。政府も押印廃止による行政手続きのオンライン化を表明しており、長く続いてきた「はんこ文化」が大きく変わる局面にあります。このような変革期の真っ只中にあるリーガルテック業界で、マーケター(プロモーション担当)として、他社サービスとの差別化を図り、ポジションを確立していく仕事は、ダイナミックな仕事なのではないでしょうか。

業務としては、スタートして日が浅いサービスだからこそ、色んなことを試していける自由があります。今は、トライアル・アンド・エラーを繰り返す時期。試してみてダメだったとしても、学びと捉え、再チャレンジできる。未知のことでも新しいことにチャレンジしてみたい人であれば、自分の企画を実現しやすい環境です。私の方針としても、ボトムアップで現場の意見をどんどん取り入れていきたいと考えています。

──最後に応募を検討している方へメッセージをお願いいたします。
当社は、ベンチャーマインドを失わず挑戦をしたい方を歓迎します。そして、ここに集う社員皆が「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」を大事にしています。MVVは、会社を永続させるためのアイデンティティです。急成長が期待されるリーガルテックの領域における「NINJA SIGN」の将来性と私たちのMVVに共感いただける方からのご応募をお待ちしております。

──新しい働き方の追い風も受け、電子契約サービスはこれからますます成長する市場であり、注目度の高い業界だと感じました。 本日はお話ありがとうございました。

※2020年7月に取材した内容を掲載しています。