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非日常は忘れない。アウトドアで記憶に残る体験を提供──株式会社シーザスターズ

企業特集

「旅とキャンプとごはん。」をテーマに、さまざまなグルメ・アウトドアイベントの提案を行うシーザスターズ。アウトドアブームに呼応して、同社の業績は好調だそうです。今回はシーザスターズ代表取締役の千秋広太郎さんに、同社が運営するキャンプ料理レシピサイト「ソトレシピ」の方針や、現在募集中のイベントディレクターの業務についてお話を伺いました(マスメディアン編集部)。

──近年のアウトドアブームで、貴社も引っ張りだこではないでしょうか?
そうですね。実は先日もちょうどイベントがあったばかりです。「GO OUT CAMP」というアウトドアファッション雑誌主催のイベントだったのですが、熱海で森林保全活動を行っている「熱海キコリーズ」というキコリのチームとコラボして、静岡代表として出店しました。「熱海キコリーズ食堂 meets ソトレシピ」と銘打って、熱海の間伐材を活用したカッティングボードや器づくりのDIY体験と、熱海名産の食材を使用した料理を提供し、ソトレシピを通じた地方創生施策として取り組みました。

──タイムリーですね(笑)。「ソトレシピ」はWebサイトでの情報発信だけでなく、イベントなども行っているのですね。
「ソトレシピ」はメディアという枠を超えて、コミュニティ・プラットフォームとなることを目指しています。そのため、自社イベントを積極的に行っています。例えば、9月には「川とサウナとソトレシピ」というコラボイベントをしました。

「川とサウナ」は、清流の川岸にテント式のサウナを建てて、サウナ後に水風呂の代わりに川にダイブするというイベントをプロデュースするチームです。「川とサウナ」を運営するサウナーのみなさまと「アウトドアサウナの後に食べるごはんは最高」ということで意気投合し、コラボイベントが実現しました。このように湖など大自然の中でサウナに入るのはフィンランドのライフスタイルで、それにちなんでソトレシピチームはフィンランドでは一般的な食材であるザリガニを使ったパエリアを提供しました。

──ザリガニのパエリアですか!? 気になりますね。ほかにはどのような活動をされているのですか?
去年は台湾のキャンプフェスに、日本代表として、日本のアウトドアカルチャーを紹介するために参加しました。アジアの中で日本はアウトドア先進国で、台湾などは日本のアウトドアカルチャーをフォローしています。

──「ソトレシピ」は単なるWebメディアではなく、カルチャーを発信する場なのですね。
ただのWebメディアで終わらせたくないと思っています。だからプラットフォーム事業と名乗っています。「ソトレシピ」の看板のもとで、イベントの主催や外部イベントへの出店、外部メディアの連携、SNSなどのさまざまなコミュニケーションを通じて、カルチャーをつくっていこうとしています。
──なるほど、「ソトレシピ」というブランドでありプラットフォームなのですね。「ソトレシピ」ブランドでプロモーション事業、メディア事業、イベント事業を行っていると。それではここで改めて貴社についてお聞かせください。
「旅とキャンプとごはん。」をテーマに、あらゆる食文化の情報を発信するフードコミュニケーションカンパニーです。

──なぜ、「旅とキャンプとごはん。」なのでしょう。
僕が好きだからということもありますが、非日常の中で体験したことの方が記憶に残りやすいのではないかと考えたからです。

僕は学生時代に各地の美味しいものを食べるために、日本列島や東南アジアを縦断する一人旅をしました。自転車で移動し、キャンプをしながらの旅だったので、とても険しい道程でしたが、訪れた先で味わったご当地の美味しい食事が僕を支えてくれました。そのときのことはいまでも鮮明に覚えています。それが旅とキャンプとごはんに興味を持つきっかけでした。

──卒業してから起業するまでにはどのような経験を積まれたのですか?
チャレンジできる環境がいいと思って求人メディア企業に入りました。そこでは営業兼求人コピーライターとして、立ち上がり間もない部署にいました。その後、編集プロダクションに転職し、自分で企画を立てて、それをルートのない新規の出版社に売り込んでいました。メディアを扱う会社に入りたいと思い、総合PR会社に入社し、その後、シーザスターズの起業に至ります。

──総合PR会社ではどのようなことをされていたのでしょうか?
チームのみんなと力を合わせながら企画から営業、ディレクションまでを一気通貫で行っていました。おかげで“なんでも屋”になれました。

──“なんでも屋”ですか。現在の仕事にも活きていますか?
そうですね。いまも少ない人数でやっているので自分で多くのことをこなす必要があります。社員もそれぞれの役割が明確に分かれていません。マルチタスクでそれぞれが対応していく感じです。

──貴社の仕事の流れとしてはどうなっているのでしょうか。具体的な事例を踏まえて教えていただけますか。
以前、佐賀県唐津市名産の「呼子のイカ」のプロモーションを担当したことがありました。メディアアーティストの落合陽一さんとコラボレーションして巨大なイカのインスタレーションをつくり、それをSNSに投稿すると本物の呼子イカが食べられるというイベントです。イベント企画・運営、クリエイターアサイン、タレントキャスティング、PRディレクション、SNS施策などにとどまらず、呼子町のイカ職人さんともコミュニケーションをとりながら、フードのディレクションまでさまざまな業務を担当させていただきました。

──このような企業のPRイベントもあれば、冒頭でおっしゃられていたような自社イベントもあるのですね。
そうですね。今後は「ソトレシピ」ブランドとしての自社イベントにもどんどん力を入れていきたいですね。

──新しく入社する人にもそのための動きが求められるのでしょうか。
新しいイベントをどんどん企画して、自発的にやっていってほしいと思っています。小さな会社なので、与えられた仕事をするのではなく、自分で仕事をつくりだしてほしい。けれども、なによりも重視しているのは僕らのやりたいことに共感してくれるか、そして、それを楽しんでできるかです。

──現在少人数とのことですが、今後、会社として発展を目指していく上で、中核となるメンバーになれるのでしょうか。
そういう人に来てほしいです。一緒に会社をつくっていくという意識、経営意識を持った人がいいですね。中核メンバーとなって会社を支えてほしいです。

──求めているのは会社の礎を一緒に築き上げていく仲間なのですね。本日はお話ありがとうございました。

※2019年9月に取材した内容を掲載しています。