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新規事業の旗振り役に聞く「新たにかじを切る理由」─株式会社サンリス

企業特集

コンテンツ制作事業、プロモーション制作事業、映画の配給を事業の柱にするサンリスの社名は、フランスの街の名に由来します。中世の街並みの美しいサンリスは、映画の舞台になることも多いパリ近郊の街です。同社社長の夢の1つはサンリス地域に所縁のある、戦時中を生き抜いたハンガリーのピアニストの映画を製作・配給することだそうです。そんなサンリスですが、夢の実現に向けて、より一層体力をつけていこうとしています。そのために、事業推進部プロデューサーの安藤雅章さんは「積極的に新しい風を入れていく」と語気を強めます。順風満帆な既存事業がありながら、新規事業の開拓を進めるサンリスにお話を伺いました(マスメディアン編集部)。

──安藤さんの現在の業務は、具体的にはどのようなお仕事なのでしょうか?
サンリスにはセールスプロモーション部と映画部の2部署があります。さらなる収益元となる3本目の柱をつくるべく事業推進部が新しくできました。とはいっても、事業推進部に所属しているのは私だけです。新規事業開発、新規顧客開拓などの事業推進と共に、デジタル推進やチャレンジ面談制度など人事制度の策定といった社内の業務推進プロジェクトを行っています。

またセールスプロモーション部にも私のチームがあって、イベントの企画制作やプロモーション関係の仕事もしています。映画は部署が完全に切り離されていて、仕事ではあまり関わることはありませんが、試写会の参加や、社内での会話はよくしています。
 

株式会社サンリス
事業推進部プロデューサー
安藤雅章さん

──事業推進部とセールスプロモーション部の兼任なのですね。会社から大きな期待をされての任命かと思いますが、改めて安藤さんのキャリアについてお話いただけますか?
大学卒業後に乃村工藝社に勤務し、その後独立してリフという会社を6年ぐらい経営していました。その内の4年半ぐらいはコクヨS&Tのステーショナリーの仕事に多く携わりました。それからコクヨの連結子会社だったLmD、現在のコンランショップ・ジャパンへ誘っていただき、法人事業や商品開発、事業変革プロジェクトなどに所属し、デザインディレクション、マーケティング、PRなど全般的に兼務しました。

──空間デザインから、BizDev(ビジネス・デベロップメント)へと職域を広げていったのですね。
その後、高級インテリア家具の輸入・販売を行う林物産で、照明・家具・ホームファニシングを展開するイギリスのライフスタイルブランド「Tom Dixon」の日本総代理店の立ち上げに参画しました。ザ・コンランショップ以降は、クリエイティブとビジネスの兼務が多いです。こうしたキャリアが評価されて、プランテック・コンサルティンググループ内の会社を経て、新しい売り上げの柱をつくるためにサンリスから声がかかり、転職しました。

──サンリスの仕事について、具体的に教えていただけますか?
セールスプロモーション部には、事務局案件とイベント案件があります。

事務局案件とは、国内だけではなく、海外を含めたデザインアワードなどの事務局の運営をする仕事です。審査のスキームからスケジュールなどの調整、応募前のPRから最終審査までの制作業務があり、海外案件によっては審査員やメンターは海外の有名なデザイナーやクリエイターなどで、彼らとのコミュニケーションや意見の取りまとめなどもあります。日本の広告会社とのやり取りは日本語ですが、授賞式は海外で行われるので、提出資料やコミュニケーションも基本的に英語が求められます。

対してイベント案件は、東京ビッグサイトのような施設で開催するイベントから、特設会場やホテルのホールを貸し切ってするイベントなど国内、海外含めて多々あります。プロデューサーとして、企画立案から制作・進行、当日の現場の運営まで全部を担当します。さらに事務局やイベントに付帯した映像制作もあります。

──そういった違いがあるのですね。ちなみにイベントはBtoCのクライアントが多いのでしょうか?
両方あります。BtoBのクライアントだと、年1回の海外で開催するカンファレンスなども任されます。BtoCでは、休日の大型ショッピングモールでのイベントなどを受けています。大手自動車メーカーの案件ではデザインアワードの他に、新車発表会案件も発注いただいています。その他にイベントは受注するだけではなく、自社で興行もしています。重要文化財で創建700年の池上本門寺にて、春風亭一之助さんの落語公演会を7年間開催しています。

外資系クライアントを担当するときは、海外視察や現地ミーティングをすることもあります。高級ブランドのロイヤルカスタマー向けに買い物ツアーを組んで、現地アテンドやコンシェルジュサービスを提供したり。外国人が相手なので、その案件は英語力が必須ですね。

──サンリスでは英語力が必要な仕事が多いのですね。
英語必須のポジションと、尚可のポジションがあります。絶対に必要ではありませんが、あると色々な仕事に携われるチャンスはあります。そのため入社後に頑張って話せるようになるスタッフもいます。英語必須のポジションでは、英語がネイティブのスタッフと面談をしてもらい、英語でのコミュニケーション力のレベルを測っています。対して、業務経験はそこまで求めていません。仕事内容が特殊なため、入社後に育てるつもりでいますから。

──では次に、事業推進部の業務についてお聞きしていいですか? 新しい事業をどんどん企画して、社内に提案しているのでしょうか?
単純に新しい事業やサービスをつくるだけではなく、新規の太いクライアントや、太い業界をつくるということも事業推進部のミッションです。そのために、クライアントの新規事業の計画段階でアドバイザー契約をして、事業化したあとの業務やイベント、コンテンツ案件をさらに発注してもらうといった座組を実際にスタートしています。

──なるほど、完全新規の事業開発ではなく、既存事業の推進も含まれているのですね。
ディレクターを目指している20代の部下がいるのですが、デザイン制作もディレクション経験もありません。職域を広げるために、フォーマットがきっちり決まっている外資系メーカーのPOPやリーフレット、ハガキのデザインを任せてみました。こうした一連の業務を通して、自分の可能性を広げていってほしいですね。

私が所属する事業推進部は社内ベンチャーのような立場でもあります。他のメンバーも面白いものを自分で見つけて仕事にしていくことを積極的にサポートしていきたいです。

──今回募集している新しく入るメンバーも、自由に活動してよいのでしょうか? 
新しい人からの企画提案も歓迎します。不得意な人が最初からそれをやるのは難しいと思いますが、いろいろと提案いただきたいですね。また、企業に所属しないと受けられない仕事があると悩んでいるフリーランスの人も、当社をうまく活用してほしいですね。

──最後に、求職者にメッセージをお願いします。
イベント業、プロモーション業は、イベントの楽しさをつくる仕事です。サンリスの企業理念は、「人生を豊かにする最高のコンテンツを提供します」。劇団四季を何十回と観たスタッフもいますし、イベントをつくる仕事がしたくて大手企業の内定を蹴って入社した社員もいました。イベントがとにかく好き好きでたまらない、そんなイベントをつくるのが大好きだという人が入ってくれると嬉しいです。映像制作に関しても、CGと実写を合わせた物が多く、さまざまな「映像」という枠にとらわれない方もお待ちしています。

──お話ありがとうございました。

※2019年5月に取材した内容を掲載しています。