販促コンペ・企業のオリエン紹介「見えないシロアリ被害、年に一度の床下診断をしたくなる企画を」

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販売促進

第9回販促コンペ・協賛企業オリエン抜粋篇

6月6日まで企画募集中の「第9回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。よりくわしい内容をお伝えしていきます。

第一弾は、シロアリ駆除で売上高トップの企業アサンテ。シロアリ被害の認知が低いというハードルを超え、「年に一度、床下診断を受けよう!」と思ってもらえる企画を募集中です。(第9回販促コンペの特設サイトはこちら


■アサンテはシロアリ駆除全国トップ企業

皆さん、こんにちは。シロアリ駆除を主力事業としているアサンテの蛭沼真識と申します。当社が「第9回販促会議 企画コンペティション(販促コンペ)」に協賛した課題は、「年に一度、床下診断を受けよう! と思ってもらえる企画」です。

いまシロアリや床下診断という言葉を出しましたが、そもそも当社をご存知でない方も多くいらっしゃると思います。そこでまず当社、アサンテについてかんたんにご紹介させていただきます。

創業は1970年、2016年3月期の売上高は132億円でした。シロアリ駆除に関しては売上高が全国トップの東証一部上場企業です。937人の従業員を抱えておりまして、営業エリアは、北は山形県、宮城県。関西地方にもここ3年ほどで進出し、京都・奈良・和歌山に出店しています。


■シロアリ業界全体が抱える課題

ここからが本題です。当社の悩みをお話しいたします。「自分の家にはシロアリはいない」「シロアリは発生してから対策・駆除すればいい」と思われている方が多いということです。しかし実際には、シロアリというのはどこにでもいる虫です。発生する前もしくは発生したら即座に対策しないと家屋がダメになってしまいます。

ネガティブな要素はもうひとつあります。残念ながら業界のイメージが悪いということです。大半の企業はまっとうな事業をしておりますが、不祥事を起こした企業もあり、一時期騒がれたこともあります。それでシロアリ業界全体に「怪しい」というイメージがついてしまいました。このような悩みを皆さんの力をお借りして解決していきたいと考えています。


■シロアリは目につかないだけ、どこにでもいる

シロアリの活動はちょうどいまくらい(4月末~5月)に活発になります。シロアリと聞くと白い粒のような虫を想像されると思いますが、この時季になると黒くなって、羽をつけて飛びはじめます。当業界にとっては繁忙期で、当社でもシロアリを白い服を着た紳士や少年などに擬人化したテレビCMを4月~6月にかけてオンエアしています。


アサンテは昨年リメイク、上映された『ゴーストバスターズ』をモチーフにしたテレビCMを6月までオンエアする予定。「シロアリバスターズ」という3人組が登場、ロゴもタイアップして制作した。


シロアリは世界で最も生息数が多いとまで言われるほど、本当にどこにでもいる虫です。地面に立った場所の半径5メートル以内には土の下にシロアリがいるとも言われます。公園や道ばたで見かけるクロアリと違い、シロアリは明るいところがニガテで、地中や床下、森の中などにいます。なので人目に触れず、知っている人が少ない。存在を認識してもらえていないという状況です。

ふだんシロアリは森の中で倒木などを分解しています。自然のサイクルの中では重要な役割を担っていて益虫と呼ばれることもあります。しかし私たち人間が家を建てるようになると、家屋にも入ってくるようになり、結果、害虫とされてしまいました。築年数別に木造一戸建ての家屋がどれぐらいシロアリの被害にあっているかというグラフを紹介します。

築年数25年~29年の5軒に1軒がシロアリ被害




ごらんのとおり、築年数が5年~9年経つとだいたい5%ていどが被害にあっています。25年~29年になると22%。5軒に1軒の割合です。こちらのデータは駆除をご依頼いただいたお客さまの家屋を対象にしていますので、実際にはもっと多くの被害があると思われます。

シロアリは木のやわらかい部分ばかり食べるのですが、家の柱だと強度が8割~9割失われてしまいます。そうなると怖いのは地震です。阪神淡路大震災が起きた際、神戸市東灘区で行った調査では、シロアリの被害があった家の8割が地震による被害があり、そうでない家は4割弱しか被害が出ませんでした。とくに木造家屋にとって、木の耐久性を維持することはとても大事なことです。

家屋のメンテナンスというと、お風呂やキッチン、外壁をきれいにしたり、あるいは屋根を変えたりといったご相談を受けることが多いのですが、いずれも目に見えるところ、生活に直結するところです。一方、シロアリ駆除は重要度が知られていないために後回しになってしまう。もしくはなにか不具合が起きたときに初めて対策を検討されるというのが実情です。


■アサンテの行う「床下診断」とは

シロアリの被害や木の腐朽を予防する、見つかったらできるかぎり早く対策をする。そのために当社が提案しているのが床下診断です。住まいを長持ちさせるため、見えないところだからこそ定期的なチェックが必要です。

床下診断とはどういうものかと申しますと、まず床下に入る前にお客さまに日付とお名前を書いていただいて、プレートを用意します。それで、台所や収納庫の下、あるいは畳の下から入っていって、問題のあったところにそのプレートを置き、写真を撮って「この場所に水漏れがありました」などとご報告します。その上でお見積もりをし、実際のご契約などに移っていきます。所要時間は家の広さにもよりますが、おおよそ30分ていどで、できるかぎり全体を確認します。

床下診断は当社の営業のスタートラインですが、診断自体には費用をいただいておりません。何か問題があればお見積りいたしますのでご検討ください、ということです。

■既存の広告手法/ターゲット/注意事項

当社がやっている広告宣伝を紹介いたします。5月を中心にテレビCMを流します。あとは新聞折込チラシ。ほかにリスティングなどのインターネット広告。ことしは雑誌『趣味の園芸』(NHK出版)にも広告を掲載する予定です。

販促は5月を中心に実施しておりまして、夏から秋にかけて実施できる施策がない状態です。今回募集する企画はシロアリの繁殖期に合わせていただいても大丈夫ですし、夏から秋に実施する企画でも大丈夫です。時期にはあまりこだわらず、いろいろなアイデアをいただきたいと思っています。

ターゲットは、戸建住宅を持ってから20年以上経つ、50歳代~70歳代の方です。男女を問いません。これは先ほどお見せした、築年数20年~29年の家の5軒に1軒がシロアリ被害を受けているというデータをもとにしています。実際のお客さまですが、20歳代の方はほとんどいません。最も若くて30歳代後半という感覚です。

注意事項ですが、シロアリ被害について恐怖訴求をしたくないと考えています。実際、シロアリの被害だけで家が倒壊することはまれだからです。あくまでもポジティブに、家屋を長持ちさせるために床下診断を受けていただきたい、というのが当社のスタイルです。「このまま放っておくとひどいことになりますよ」と、煽るようなことはお控えください。

また、無料を前面に押し出した床下診断のアピールもNGです。実際に床下診断、お見積りまでは無料ですが、その先のご提案やご契約、施工というステップがあるためです。メリットのひとつとして無料と伝えることはあるかと思いますが、「床下診断が無料なので受けてください」という訴求は避けていただければと考えています。

ここまでお話ししたとおり、シロアリというのは身近な虫です。そして気づかないうちに家屋に入ってきてしまいます。しかし、事前に対策を考えておられる方は多くありません。誰にでもできるシロアリ対策は、まず床下診断をすることです。ご自宅がどんな状況か、またシロアリ被害が出ているならいつごろからか、ということを把握するのは、家屋管理の上でとても大事なことです。ぜひ「年に一度床下診断を受けよう」と思ってもらえるような企画をよろしくお願いいたします。


第9回販促コンペの特設サイトはこちら

(販促会議 編集部/宣伝会議 AdverTimes)