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環境問題をより身近に。WWF ジャパンが行うインパクトを残すコミュニケーションとは─公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

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世界を股にかけて活動する世界自然保護基金ジャパン(以下WWF)。彼らは森林や海洋などの環境問題から水産物、地球温暖化、そして野生動物の保護に至るまで、多岐に渡る活動を展開しています。今回は日本にオフィスを構えるWWFジャパンに伺い、そこで働くお二人にインタビューをしました。お話をお聞きしたのは、コミュニケーションズ&マーケティング室の次長兼サポーターリレーショングループ長の畠山るり子さんと次長兼ブランド事業グループ長の近藤義也さん。このお二人にWWFジャパンの主な活動内容、そしてどのような人材を募集しているのか、お聞きしました。(マスメディアン編集部)

──では初めに、WWFジャパンとは一体どのような組織なのか、また、具体的にどのような活動をしているのか教えて頂けますでしょうか?
近藤:WWFジャパンでは「人類が自然と調和して生きられる未来」を使命として掲げ、活動しています。具体的には、海や森などの自然環境や希少な野生生物の保全、また地球温暖化問題などと向き合い、持続可能な社会をつくっていくことを目指しています。

畠山:環境問題が起こる要因はさまざまありますが、大きな理由の1つに挙げられるのは人類による地球資源の「使いすぎ」です。人間が地球環境に与えている負荷を表す指標に、「エコロジカル・フットプリント」と呼ばれるものがあります。この指標は、人類による地球資源の消費の大きさを計算し、地球の資源何個分かに相当するかを示した数値です。世界平均で1970年代までは、地球1個分の範囲におさまる生活をしていました。国別でみた場合、現在の日本におけるエコロジカル・フットプリントは地球2.9個分にまでになっています。

──地球2.9個分ですか!? かなり大きな数値ですね。

コミュニケーションズ&マーケティング室
次長兼サポーターリレーショングループ長
畠山るり子さん

畠山:現在の世界全体の平均が地球1.7個分なので、2.9個分という数値は世界的に見ても日本はかなり地球に負荷をかける生活をしていると言えます。そのため、WWFジャパンでは地球1個分におさまる資源の消費、つまり地球の恵みを「持続可能」な形で利用していくライフスタイルや取り組みの提案をしています。

近藤:WWFジャパンでは大きく3つの組織に分かれて活動をしています。1つは、自然保護活動を前線で取り組む、自然保護室。この室では世界の国々、国内を舞台に活動を展開しています。例えば、日本人が使う紙や木材、タイヤの原料となる天然ゴムの原産地である東南アジアやロシアを舞台にしたプロジェクトや、九州や南西諸島などを舞台にした生物多様性保全プロジェクト、そして政策提言など、日本人の生活や消費に深く関係のあるフィールドで活動をしています。

また他には、総務や経理など後方支援部門の企画管理室、そして私や畠山が所属するコミュニケーションズ&マーケティング室の3つの室でWWFジャパンは成り立っています。

──今回募集している求人も近藤さんと畠山さんが在籍しているコミュニケーションズ&マーケティング室でのお仕事になりますが、具体的にどのような活動をする部門なのでしょうか?
近藤:コミュニケーションズ&マーケティング室では、環境問題、環境保全活動への理解を広めていく広報業務と、自然保護活動を支えるための資金集めを担当する業務があります。

その中で私は主に広報業務を担当しています。直近での事例として、「アースバーガーキャンペーン」という、プロジェクトを担当しました。このプロジェクトでは、各ハンバーガーチェーン店で使われている「油」、「紙」、「牛肉」の3つの原材料が環境に対してどのくらい配慮したものなのかを評価し、それをホームページなどで発表しました。食のように生活の中の身近なものを通して、自然保護について発信することで多くの人に社会問題として認知してもらいます。また、自分ごと化していただけるよう、WebサイトやSNS、メディア掲載などさまざまな角度から世間にアプローチを行っています。

畠山:私はWWFジャパンの支援者と支援金を増やす活動やWWFジャパンに所属している会員の皆さまのサポートを行っています。近藤がお話しした「アースバーガーキャンペーン」のようなキャンペーンの推進や、WWFジャパンが取り組んでいる保全活動の報告を行うイベントの企画、Web広告の配信などを行い、WWFジャパンの認知度を向上させ、支援者を募る活動をしています。お陰さまで支援者と支援額ともに増加しており、少しずつ成果が見え始めています。

──「自然保護を多くに人に知ってもらう」という共通する軸の上で、さまざま方向で業務を行っているのですね。そもそもお二人がWWFジャパンに入局したきっかけはなんだったのでしょうか? やはり、自然保護や環境について学術的な経験などをお持ちだったのでしょうか?

コミュニケーションズ&マーケティング室
次長兼ブランド事業グループ長
近藤義也さん

近藤:皆さん、環境保全活動を行うNGOと言うと、その方面の専門家が多いイメージを持つかもしれません。もちろん、専門的な知識を持った専門家は在籍していますが、そうではない人たちもWWFジャパンには多く在籍をしています。かくいう私も大学では国際政治を専攻し、前職は化粧品・バス用品メーカーで10年以上マーケティングを担当していて、環境保全に対して特別な専門性は持っているわけではありません。私は2018年に転職してきたばかりですが、問題なく働けていますから、学術的な経験などは必ずしも必要になるというわけではありませんよ。

畠山:私もIT業界に20年以上勤務していて、その後WWFジャパンに加わりました。私たち以外にも、航空会社に務めていたものやコンサルタント業界の経験者など、豊富なキャリアの経験者が集まっていて、それぞれ自分が持つスキルを活かして働いています。

──WWFジャパンで働く人たちは、環境関連の学術的なバックグラウンドがある人ばかりというイメージがあったのですが、そういうわけでもないのですね! 
畠山:それでもやはり、環境に対して問題意識を持っていることは、職員全員に共通することです。日本では、欧米諸国などと比較すると、自然保護や環境保全などに対して問題意識はまだまだ低いと思います。だからこそ、今後は多くの人たちにとって自然保護活動がもっと身近なものに感じてもらえるような仕組みづくりをしていきたいと思っています。

──現在マスメディアンにいただいている求人もそのような業務を担当していくのでしょうか?
畠山:そうなんです!もっと言うと、私と近藤の間に立って、よりWWFジャパンのコミュニケーション活動を活発にしていっていただける方に来ていただきたいと思っています。仕事の内容は、イベントやキャンペーンを企画し、環境問題について発信していくことから、支援者を募っていくところまでとても幅広いです。そのため、「多くの人を巻き込んでいけるような大きな仕事をしたい」、「自然や環境のためにできることをしっかりとした形に現れるように実践していきたい」など、思っていただけている方にはぴったりな内容のお仕事だと思います。

近藤:キャンペーンの仕事の醍醐味は、「社会にインパクトを残すことができる」ことだと思っています。そして、そのインパンクトによって社会が変化していくことを体感できる。私はここに一番やりがいを感じていますし、一度経験すれば病み付きになっていくと思いますよ(笑)。

──しかもそれが自然保護や環境問題に関することになると、影響力のスケールは日本に留まらず、世界中に響き渡る可能性も大いにありますね!
近藤:そのためにも、いま取り組まなければいけない社会問題を自分で考えて積極的に企画を立ち上げることができる能力が必要になります。そしてそれには、経験だけでなく環境問題に対する興味がなければ難しい。だから自分で裁量を持って仕事をしたいという人が活躍できる場であると思いますね。

畠山:近藤の言うように、一人ひとりがリーダーシップを発揮できる環境であるWWFジャパンでは、社会に変化を起こしたい人にとっては自分の夢がかなえられるチャンスがありますし、それはどんなキャンペーン、グッズ、企画など形は問いません。ぜひWWFジャパンの掲げる理念に共感し、自身で率先してWWFジャパンを引っ張っていただけるような、そんな気概を持つ方はぜひ一緒に働きたいと思います。

──「自然保護と環境問題」、人類とは切っても切れない関係のこの問題に対して、思う存分やりたいことができる機会は、とても魅力的な仕事ですね。本日はお話いただきありがとうございました!

※2019年6月に取材した内容を掲載しています。