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シニアの暮らしに関わる全ての人々が笑顔あふれる社会の仕組みを創る─株式会社LIFULL senior

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日本最大級の老人ホーム・高齢者向け住宅情報サイト「LIFULL介護 」や実家の片付けや遺品整理業者の検索サイト「みんなの遺品整理」、介護に関する悩みや将来への不安を解消できるような情報を発信しているオウンドメディア「tayorini」といったシニア領域のサービスを幅広く展開しているLIFULL senior。総人口のおよそ30%が65歳以上という高齢化社会の日本で、「シニアの暮らしに関わる全ての人々が笑顔あふれる社会の仕組みを創る」をビジョンに掲げています。現在、同社では「LIFULL介護」を構築・改善するWebディレクターを募集中。業務の詳細や仕事のやりがいについて、同社クリエイティブユニット長の林瑞穂さんにお話を伺いました。(マスメディアン編集部)

──まずはLIFULL seniorが展開するサービスについて教えてください。
我々は名前の通り、シニア業界に軸足を置いています。メインで展開しているのが「LIFULL介護」というWebサイト。老人ホームなどの施設情報を掲載して、入居先を探すお手伝いをするサービスです。ここでは日本最大級の介護施設情報を掲載しており、さまざまな高齢者向けの住まいを探すことができます。

また、その他のサービスとしては、漠然とした介護や未来への不安を明るく照らす情報を発信する「tayorini」というオウンドメディアや、遺品整理の業者とユーザーをマッチングさせる「みんなの遺品整理」というWebサイトを展開しています。

──その中で林さんは、どのような仕事を担当されていますか?
主に「LIFULL介護」を担当しています。クリエイティブユニット長という立場で、Webディレクター、Webデザイナー、エンジニアをまとめ、サイトの課題の発見から実行(改善)までをマネジメントしています。

当社では、外注をすることがほとんどありません。サイトに関わることは基本的にすべて私たちが対応しています。カスタマーが利用する画面・機能の改善はもちろん、クライアントや社内の管理システム  まで、一貫して社内のメンバーと協働して修正・改善を行っています。

株式会社LIFULL senior プロダクトグループ Webディレクター 林瑞穂さん

──サイトの修正・改善は、どのように進められるのでしょうか?
基本的には3段階から成り立っています。1つ目は課題を発見すること、2つ目に課題に対する解決策を考えること、そして最後に実行することです。課題発見においては、Googleアナリティクスなどのツールを使って問題点を数値からあぶり出したり、ユーザーへのアンケートを行ったりします。また、ペルソナを特定してカスタマージャーニーマップを描くことで課題を洗い出すこともあります。

──営業との関わりもありますか?
非常に多いです。LIFULL介護に入居募集広告をご掲載いただいているクライアントの情報を共有してもらったり、実際につくろうとしているプロダクトに関して「こういう風につくりたいのだけど、クライアントはどう思うだろう?」と相談したりと、コミュニケーションは常に取っていますね。また、営業から直接プロダクトに対する提案を受けることもあります。

――林さんが、LIFULL seniorに転職された理由を教えてください。
私は新卒でWeb制作会社に入社し、6年ほどディレクターとしてWebサイトの企画をしていました。ただ段々と制作会社で企画の仕事をすることに難しさを感じていきました。委託業務は、求められていないことができなかったり、実績と評価が釣り合わなかったりすることがあります。そこで事業会社に転職をして、正当に評価される場所で、本質的な課題と向き合いながら本当にやるべきことを思いっきりやろうと思いました。

LIFULL seniorを選んだのは、面接の時のエピソードがきっかけです。「LIFULL介護のサイトを見てどう思う?」と面接官に質問されたので、私は正直に改善すべきと思ったところを伝えました(笑)。すると面接官が、「確かにユーザーにとって良くないね。よし、変えよう」とおっしゃったのです。ダイレクトに売り上げに関わるような部分についての指摘だったにも関わらず、ユーザーを第一に考えているのだとわかり、ここで働きたいと思いました。

──仕事のやりがいや喜びは何でしょうか?
一番仕事をしていて嬉しいのは、売り上げよりもユーザーの悩みにフォーカスできることです。もちろんビジネスなので売り上げは大切ですが、それよりもユーザーの困りごとを解決したいという雰囲気が社内に充満しています。本当に社員全員が「カスタマーやクライアントのためになること」を本気で考えていますね。

入社した当時は、そこまでシニア領域に関心が高いわけではありませんでした。しかし姪が生まれたり子育てをする友達などが増えてきたりする中で、社会保障費が大きな負担となって若年世代にのしかかっていることを問題として捉えるようになりました。シニアの問題は結局、若年世代に跳ね返ってくるのです。今は若年世代の負担を減らして、その分を未来の世代に還元していく社会をつくりたいという明確な目標を持って働くことができています。
 

──一緒に働く人たちや環境について教えていただけますか。
さまざまなバックグラウンドの社員がいますが、やはりシニアの領域で何らかの課題を解決したいと思っている人は多いですね。裁量も大きく、合理的な理由があれば何でも挑戦させてもらえる環境があるので、自らどんどん課題を見つけて、提案していく自走型の社員も多いです。今回のコロナ禍においても、カスタマーが入居前の施設見学ができなくなったことに危機感を持った社員たちが自主的に集まって、打開策を 提案・実行していました。仕事はもちろん忙しいですが、やらされている感じはなく、やりたいからやっているメンバーがほとんどです。

そして、朗らかで気さくな人が多いです。会社の社是が「利他主義」ですので、誰かが困っていたら助けてあげようというマインドは浸透していますね。それぞれが自走しつつも、助け合いの心もあるのでバランスが良いと思います。

社員同士のコミュニケーションも多いです。今は基本的に在宅勤務となりますが、在宅でもミーティングや雑談が自由にできるツールを導入したり、会社がコミュニケーションを活性化する工夫をしていたりします。公開ミーティングといってグループの定例会やマネージャー会議も誰でも参加できるようになっています。情報がオープンなことも職場の特徴だと思います。

最近では、有志の社員が集まって「世界一働きたい会社にするPJT」というプロジェクトも立ち上がりました。前述の公開ミーティングも、このプロジェクトから発案でできた仕組みです。会社としても、在宅勤務の中でも働きやすい環境づくりに取り組んでいます。

──今回の募集にあたり、具体的に任せたい仕事は何でしょうか?
Webディレクターとして集客のSEO対策やサイトUXの改善を図って、ユーザー数を増やしていくことです。当社のサイトを見ると「どこを改善するの?」と思うかもしれませんが、課題点は多くあります。現在サイトを構築して10年くらい経ちますので、時代にそぐわないところもありますし、継ぎ足しで改善していった結果、全体として整合性がとれていない面もあります。そのため、サイトを一から再定義し直して、しっかりと今の時代に沿ったユーザビリティの高いサイトへ改善していくことを一緒に行っていただきたいですね。

──求める人物像はありますか?
求めるスキルとしては、定量・定性的な調査による課題の発見ができること。そして課題から論理的に仮説を構築して解決策を導き出し、それを実行までプロジェクト管理できることですね。特に仮説を立てて、論理的な解決策が導き出せるかは重視します。面接時でも、過去にどういう課題解決を行ってきたかという点は、深堀りして質問させていただいています。

求めるマインドとしては、やはりサービスを利用する人のことを考えたプロダクトづくりができる方が望ましいです。カスタマーやクライアントの目線に立ち、上から指示を待つのではなく、自分から考えて提案することができる人。逆に与えられた仕事だけをこなしたいという方だと難しいかもしれません。

──最後に、応募を検討している読者の方へメッセージをお願いします。
「LIFULL介護」は、「本当に幸せな入居をつくること」が直近の目標になります。 たくさんの知識を得ないとどの選択肢が最適なのかがわからないのが、今の介護施設入居の課題です。大変な思いをせずに入居が実現できるサービスをお届けし、カスタマーとクライアントの最適なマッチングを図っていきたいと思っています。

また今は入居というポイントでサービスを展開していますが、介護は入居した後も長く続くものです。入居した方が長く幸せに暮らせる環境を整えるために、介護生活全般の不を解消できるようなサービスもつくっていきたいと考えています。そうした領域に興味があり、やりがいのある環境で、裁量を持って仕事をしたいという方は、是非応募して欲しいと思います。

──ユーザー目線のサービスにこだわり、シニア領域の不を解決しようとしていることがわかりました。今後も御社の活躍に、より一層注目していきたいと思います。本日はありがとうございました!

※2020年10月に取材した内容を掲載しています。